概要
- 米政府が、中国企業約10社向けのエヌビディア製高性能人工知能(AI)半導体 H200 の販売を承認したと報じられた。
- テンセント、アリババ、バイトダンス、レノボ、フォックスコンなどが H200 の販売承認を受け、企業ごとに最大約 7万5000個 を購入できるという。
- 米中の技術競争を背景に、実際の H200 納入はまだ1件も行われておらず、エヌビディアは両国の相反する優先課題の間で板挟みになっていると分析された。
期間別予測トレンドレポート



米政府が、一部の中国企業およそ10社に対するエヌビディアの高性能人工知能(AI)半導体「H200」の販売を承認したことが分かった。
ロイター通信は複数の関係者の話として、米政府がテンセント、アリババ、バイトダンスなど中国企業約10社向けのH200販売を承認したと5月14日に報じた。レノボやフォックスコンなど一部の販売業者も承認を得たという。
承認を受けた企業は、エヌビディアや仲介業者を通じてH200を購入できる。企業ごとの購入上限は最大約7万5000個だ。
ただ、これまで実際のH200の納入は1件も行われていない。ロイターは、米中の技術競争が承認済みの取引にも影響していると報じた。エヌビディアは米中両国の相反する優先課題の間で難しい立場に置かれていると分析した。
今回の案件は、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)の中国訪問とあわせて注目を集めている。フアン氏は当初、ホワイトハウスが公表した訪中代表団の名簿に含まれていなかったが、ドナルド・トランプ米大統領が直接招き、訪中日程に加わった。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





