概要
- STRCは元本償還の満期がない永久優先株構造のため、流動性と金利リスクに継続してさらされると指摘した。
- ストラテジーがビットコイン購入資金を確保するため優先株発行を拡大するなか、STRCの日次売買高は15億ドルと過去最高を記録した。
- STRCの承認済み発行上限は約280億ドルで、現在の時価総額は約84億ドル、配当利回りは11.5%%とした。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン保有企業ストラテジー(Strategy)の変動金利型シリーズA永久ストレッチ優先株「STRC」を巡り、投資家がリスクを過小評価しているとする見方が浮上している。
コインテレグラフが5月17日に伝えたところによると、信用資産運用会社ビルドマーケッツのマット・ダインズ最高投資責任者(CIO)はTFTCとのインタビューで、STRCは元本償還の満期がない永久優先株のため、流動性リスクと金利リスクに継続してさらされると指摘した。投資家が資金を回収するには、流通市場で売却する必要があるとも説明した。
ダインズ氏は、市場が企業の借り手により高い利回りを求め始めれば、永久優先株が抱える無期限のデュレーションリスクも織り込まれると分析した。流動性のミスマッチが生じた場合、その衝撃は法定通貨市場の側に表れると付け加えた。
こうした指摘は、STRCへの需要が拡大するなかで出てきた。コインテレグラフは、ストラテジーがビットコイン購入資金を確保するため優先株発行を拡大するなか、STRCの1日当たり売買高が15億ドルと過去最高を記録したと報じた。
暗号資産調査会社デルファイデジタル(Delphi Digital)によると、STRCの承認済み発行上限は約280億ドル。現在の発行残高の額面総額は85億ドル、時価総額は約84億ドルで、STRCは1株約99ドルで取引されている。配当利回りは11.5%。ストラテジーは普通株とSTRCの保有者を対象に、月2回の配当支払いを巡る議案の投票も進めている。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.





