期間別予測トレンドレポート



国際格付け会社ムーディーズは、ブラックロック(BlackRock)とフィデリティ(Fidelity)が発行したトークン化マネー・マーケット・ファンド(MMF)に最高格付けを付与した。
コインデスクが5月14日に伝えたところによると、ムーディーズは同日、両社のトークン化MMFに「AAA-mf」を付与した。AAA-mfは、極めて高い流動性と元本保全能力、最低水準の信用リスクを示す。
フィデリティのトークン化MMF「FILQ Fund」は5月6日に設定された。スイスの暗号資産銀行シグナム(Sygnum)のトークン化基盤「Desygnate」を使う。
この基盤は、オンチェーンでのファンド登録、スマートコントラクトに基づく決済、ステーブルコインによる申込・解約機能に対応する。リアルタイムのオンチェーン現金決済の実現を目指す。
フィデリティ・インターナショナルのデジタル資産流通責任者エマ・ペセニチッチ氏は「トークン化された流動性なしに、トークン化金融は成り立たない」と語った。市場がリアルタイムで決済されるなら、現金もリアルタイムで決済される必要があると強調した。
ブラックロックのBUIDLは、2025年3月に設定された世界最大のトークン化米国債ファンドだ。米国債のトークン化市場の約15%を占める。
トークン化市場は米国債を中心に急拡大している。RWAデータプラットフォームのrwaxyzによると、オンチェーンのトークン化米国債分野の運用資産総額(AUM)は足元で150億ドルを超えた。2年前の約10億ドルから15倍近くに増えた。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





