トランプ氏、9年ぶりに北京へ 5月14日に習氏と会談

出典
Korea Economic Daily

概要

  • トランプ大統領と習近平主席は北京で9年ぶりに会談し、米国・イスラエルとイランの戦争を主要議題として協議する見通しだ。
  • 両首脳は、関税戦争米国の通商法調査中国のレアアース供給統制米国の先端半導体輸出規制などの懸案を調整する予定だ。
  • 中国は今回の会談で、台湾問題と米国の独立反対の立場を最優先課題に据えており、トランプ大統領の関連発言に関心が集まっている。

期間別予測トレンドレポート

Loading IndicatorLoading Indicator
写真:miss.cabul/Shutterstock
写真:miss.cabul/Shutterstock

ドナルド・トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が、約9年ぶりに北京で向き合う。トランプ大統領を乗せて米アンドルーズ統合基地を飛び立った大統領専用機エアフォースワンは、5月13日夜に北京首都国際空港へ到着する予定だ。

トランプ大統領は2泊3日の日程で訪中に入った。最大の焦点は、トランプ大統領と習主席が北京の人民大会堂で会談する5月14日午前10時だ。

両首脳の対面は、昨年10月末に韓国・釜山で開いた首脳会談以来、約6カ月ぶりとなる。北京での会談は、トランプ氏の第1次政権時代の2017年11月8日〜10日以来、約9年ぶりだ。

今回の首脳会談では、米国・イスラエルとイランの戦争が重要議題になるとみられる。トランプ大統領は、イランの核兵器放棄とホルムズ海峡の再開放を担保する終戦合意を必要としている。一方、習主席もイラン戦争を巡る「中国の役割」を求める米国の要求を逆手に取り、交渉力の最大化を狙う公算が大きい。中国は米国の制裁についても、不当だとの立場を示してきた。

「休戦」状態にある関税戦争をはじめ、米国の通商法調査、中国によるレアアース供給統制、米国の先端半導体輸出規制を巡る隔たりを詰められるかも主要な論点となる。

とりわけ台湾問題では、中国が今回の会談で米国から「独立反対」の立場を引き出すことを最優先課題に据えている。このため、トランプ大統領がどのようなメッセージを出すかに関心が集まっている。

トランプ大統領は5月12日(現地時間)、出国直前にホワイトハウスで記者団に対し「(習主席と)話し合うことは多い」と語った。そのうえで「何より貿易が議題になる」と述べた。

イラン戦争を巡り習主席に伝えたいメッセージを問われると、「その件については長時間話すことになる」と話した。「彼は私の友人であり、多くの良いことが起きるだろう」とも付け加えた。

ただ、「正直に言えば、イランが議題の一つだとは言わない」とも語った。そのうえで「イランは我々がうまく管理している。我々が合意するか、彼らが抹殺されるかだ」と強調した。

トランプ大統領は、イランを巡って中国側の助けは必要ないとも明らかにした。習主席との会談を前に、イラン戦争を巡って交渉力が弱まる事態を警戒していると受け止められる。

イ・スルギ 韓経ドットコム記者 seulkee@hankyung.com

Korea Economic Daily

Korea Economic Daily

hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.
hot_people_entry_banner in news detail bottom articleshot_people_entry_banner in news detail mobile bottom articles
今読んだ記事はいかがでしたか?