期間別予測トレンドレポート



TON保有企業のトーンストラテジー(TON Strategy)は2026年1〜3月期末時点で約2億2190万TONを保有していると明らかにした。TONネットワークにおける上場企業系のTON財務運営会社としては最大規模だとしている。
5月12日の公式発表によると、3月31日時点の保有量は約2億2190万TONで、このうち約2億2120万TONをステーキングしている。
Tonstatのデータでは、この保有量はTONの総供給量の約4.29%にあたる。トーンストラテジーのステーキング基盤が担う数量は、TONネットワーク全体のステーキング量の約26.18%を占めた。
保有するデジタル資産の価値は1〜3月期末時点で約2億7200万ドルだった。
同社は1〜3月期に約220万TONのステーキング報酬を獲得した。関連するステーキング収入は約300万ドルとしている。
足元では、テレグラム基盤のTONエコシステム拡大やネットワーク更新を背景に、TON関連の機関投資家需要が広がっている。
トーンストラテジーは、最近のTONネットワーク更新でブロック生成速度と取引処理時間が改善したと説明した。手数料の低下と処理能力の向上も進んだという。
その結果、決済やテレグラム基盤のアプリケーション、ゲーム、開発者ツール、人工知能(AI)エージェント分野での活用が広がったとみている。
特に同社は、TONがAIエージェントの活用に適した構造を備えると強調した。
ケビン・ウィルソン最高経営責任者(CEO)は「TONはテレグラム内で動くプログラマブルなアカウントと、速く低コストな決済機能を組み合わせている」と述べた。そのうえで「今後はAIエージェントがTONエコシステム内のサービスと直接相互作用し、取引する仕組みを支えられるだろう」と語った。
トーンストラテジーの1〜3月期の売上高は530万ドル、売上総利益は400万ドルだった。一方、TONの評価損の影響で営業損失は390万ドル、税引き前純損失は9100万ドルとなった。このうち約8790万ドルはTON保有分の評価損だった。
同社は1〜3月期末時点で現金と制限付き現金を約3500万ドル保有し、負債はないとしている。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





