期間別予測トレンドレポート



米ビットコイン採掘会社クリーンスパーク(CleanSpark)が市場予想を下回る決算を発表し、株価が時間外取引で急落した。ビットコインの評価損拡大が業績悪化の主因となった。
5月12日にコインデスクが報じた。クリーンスパーク株は決算発表後の時間外取引で9.4%超下落した。
クリーンスパークは3月31日に終えた2025会計年度第2四半期の純損失が3億7830万ドルだったと発表した。前年同期の1億3880万ドルの損失から赤字幅は大きく膨らんだ。
1株損失(EPS)は1.52ドルだった。市場予想の0.41ドルの損失の3倍超に達した。
同社によると、業績悪化の主因は約2億2410万ドルの非現金のビットコイン評価損だった。
売上高も落ち込んだ。
四半期売上高は1億3640万ドルと、前年同期比で約25%減った。市場予想の1億5430万ドルも下回った。
足元ではビットコイン採掘の収益性悪化が採掘企業全体の重荷になっている。
チェックオンチェーン(Checkonchain)の難易度回帰モデルでは、3月中旬のビットコイン1枚当たりの平均採掘コストは約8万8000ドルと推計された。ビットコイン価格は足元で約8万ドルにとどまっており、多くの採掘会社が採算面で圧力を受けている。
クリーンスパークはこうした環境でも、人工知能(AI)と高性能コンピューティング(HPC)向けインフラ事業の拡大を進める方針を示した。
マット・シュルツ最高経営責任者(CEO)は、AIとHPCに活用できるインフラ資産の事業化に注力していると説明した。
ビットコイン採掘業界では最近、AIデータセンター向けの演算インフラ賃貸事業へ転換する動きが広がっている。
もっとも同社は、財務健全性の面では前向きな材料もあると強調した。
ビットコイン保有額は前年より約14%増え、9億2520万ドルとなった。現金保有額は2億6030万ドル、総資産は29億ドルだった。長期負債は約18億ドルとなった。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





