概要
- エクソダスは1〜3月期にビットコイン保有量を1704BTCから628BTCに減らし、約1076BTCを売却したと明らかにした。
- エクソダスはW3C決済事業の買収に伴う資金確保のためデジタル資産を売却し、現金・現金同等物・ステーブルコインの保有額を7440万ドルに増やしたと説明した。
- エクソダスの1〜3月期売上高は2270万ドルに減少し、純損失は3210万ドルに拡大した。約3640万ドル規模の暗号資産評価損が主因の一つだったという。
期間別予測トレンドレポート



暗号資産ウォレットを手掛けるエクソダス(Exodus)が、2026年1〜3月期に保有するビットコイン(BTC)を大幅に売却したことが分かった。決済インフラ事業の拡大に向けた買収資金を確保するためだ。
5月12日に暗号資産メディアのコインデスクが報じた。エクソダスのビットコイン保有量は1〜3月期に1704BTCから628BTCへ減少した。売却量は約1076BTCで、保有量ベースでは約63%減となる。
同期間のビットコイン保有資産の価値は1億4920万ドルから4280万ドルに減った。一方、ソラナ(SOL)の保有量は1万2473SOLから1万7541SOLに増えた。
エクソダスは四半期中に総額7320万ドル相当の暗号資産を売却し、新規購入は約96万2000ドルだったと明らかにした。
足元では、暗号資産企業がステーブルコイン決済や金融インフラ事業の拡大に備え、財務構成を現金中心へ組み替える動きが広がっている。
エクソダスは、W3C決済事業の買収手続きを完了する過程で必要な資金支出に備え、デジタル資産の売却を続けたと説明した。現在は7000万ドル超のドル準備金を別途確保しているという。
これに伴い、現金・現金同等物・ステーブルコインの保有額は2025年末の520万ドルから、2026年3月末には7440万ドルへ急増した。
一方、暗号資産と流動性資産を合わせた総額は1億6160万ドルから1億2260万ドルに減少した。
業績は振るわなかった。エクソダスの1〜3月期売上高は2270万ドルと、前年同期比で約36.8%減った。純損失は3210万ドルとなり、前年同期の1290万ドルから赤字幅が拡大した。
会社側は、約3640万ドルに上る暗号資産の評価損が業績悪化の主因の一つだったとしている。
一方、エクソダスは5月1日にモナベート(Monavate)とバーンクス(Baanx)の買収を完了した。今後はカード発行と決済インフラ機能を、自社のセルフカストディ事業に統合する計画だ。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





