概要
- ビットコインが 8万〜8万2000ドル のレンジで一服するなか、米CPI と 中東リスク が短期的な方向感を左右する主要材料として浮上していると分析した。
- 市場では、高止まりする 原油価格、米国・イラン対立、地政学リスク と インフレ懸念 が重なり、商品・株式・暗号資産市場の変動性 を高める可能性があると指摘した。
- 米国の現物 XRP ETF と ビットコイン、ソラナETF には資金流入が続いた一方、イーサリアムETF では 1690万ドルの純流出 が発生したと伝えた。
期間別予測トレンドレポート



ビットコインは8万ドル台を突破した後、上昇基調がいったん鈍っている。市場では、米消費者物価指数(CPI)の発表と中東リスクが、短期的な相場の方向を左右する主要材料として意識されている。
5月12日に暗号資産専門メディアのコインデスクが伝えたところによると、ビットコインは足元で8万〜8万2000ドルの範囲で限定的な値動きが続いている。
コインデスクは、資金流入の流れ自体はなお上放れの可能性を示しているものの、インフレと地政学リスクが市場の警戒感を強めていると分析した。
米国は5月12日に4月のCPIを公表する予定だ。市場予想は前年同月比3.7%上昇と、3月の3.3%を上回る見通し。予想通りなら、2025年1月以来で最も大きい伸びとなる。
市場は、原油高と米国・イラン対立の継続がインフレ圧力を強める可能性を注視している。
グローバルブローカーのFXTMで市場分析責任者を務めるルクマン・オトゥヌガ氏は、地政学リスクとインフレ懸念、中央銀行政策への期待が同時にぶつかる神経質な局面に入ったと指摘した。原油高とイランを巡る不透明感が、商品や株式、暗号資産市場の変動性を高める可能性があるとも語った。
アルトコイン市場では、XRPとソラナ(SOL)が主要な抵抗線を突破できるかどうかに関心が集まっている。
コインデスクは、XRPが足元で1.50ドルの抵抗線を試した後、再び押し戻されたと分析した。この価格帯は、2月以降に繰り返し売り圧力が出てきた水準とされる。ソラナも97ドル近辺の抵抗線の再突破を試しているという。
もっとも、機関投資家マネーの流入は続いている。
米国の現物XRP ETFは5月11日に計2580万ドルの純流入を記録し、1月以降で最大の流入額となった。ビットコインETFとソラナETFにも資金流入が続いた一方、イーサリアム(ETH)ETFでは約1690万ドルの純流出が発生した。
一方、国際原油相場にも再び上昇圧力がかかっている。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は3%超上昇し、ナスダック100先物は0.7%超下落した。リスク資産を回避する動きが一部で広がっている。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





