コスピ変動性が戦時並みに上昇 急騰した分、調整も大きく
期間別予測トレンドレポート



コスピ指数が「8000ピ」を付けた後に急落するなか、韓国版恐怖指数とされるコスピ200変動性指数(VKOSPI)が大幅に上昇した。米国とイランの戦争が続いていた3月に迫る水準まで上昇しており、当面は値動きの荒い相場が続く公算が大きい。
5月15日のVKOSPIは午後3時30分時点で74.71で引けた。前日比2.47%上昇し、4営業日連続で70を上回った。この指数はコスピ200オプション価格に織り込まれた将来の変動性期待をもとに算出する。通常は株価急落に備える保険の性格を持つオプションの買いが増えるほど上昇するため、韓国版恐怖指数と呼ばれる。50を超えると「極端な恐怖局面」に分類される。VKOSPIが4日連続で70を上回ったのは前例がない。イラン戦争勃発直後の3月3日には80まで上昇したが、2営業日後には60台に下がり、その後は主に50〜60台で推移した。
コスピの場中変動率は5月15日に8.8%だった。当日の指数の「高値と安値の差」を「高値と安値の平均値」で割った値だ。これも戦争初期の3月4日に付けた11.4%以来の高水準となった。ハン・ジヨン、キウム証券研究員は「国内株式市場の変動性は過去最高水準まで高まっている」と述べた。さらに「VKOSPIが70ポイントを超える水準では、日次リターンの振れ幅がプラスマイナス4%台に達しても不思議ではない」と説明した。
一方、米国の変動性指数であるVIXは、戦争時には30を上回る水準まで急騰したが、4月上旬以降は平年並みとされる20を下回り、安定した動きを示している。
専門家は、韓国株が急速に上昇しただけに、しばらくは変動性拡大局面を迎えるとみる。キム・ドンウォンKB証券リサーチ本部長は「ボックス圏で推移していた時期には、調整が入っても下落率は10%以内にとどまる場合が多かった」と指摘した。そのうえで「いまは20%ずつ下げる可能性があり、調整の回数も増えうる」と分析した。
カン・ジンギュ 韓国経済新聞記者 josep@hankyung.com

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