期間別予測トレンドレポート


Dunamu傘下の暗号資産交換所Upbitは、主要大学を巡る特別講義「Upclass」を開いている。
K金融・Kフィンテックが韓国を代表する産業に育つとの期待も示した。

「ステーブルコインの初期普及のカギは、取引所を通じた流通にある」
Dunamuのオ・ギョンソク代表は5月13日、ソウル市城北区の高麗大学ソウルキャンパスで開いた講演でこう語った。ステーブルコインが制度化されれば韓国でも急速に広がるとしたうえで、個人利用者の大規模取引を安定的に処理するには高い技術力が欠かせないと指摘した。
オ代表はこの日、韓国最大の暗号資産交換所Upbitの大学巡回講演「Upclass」の一環として母校の高麗大を訪れた。昨年からDunamu代表を務める同氏は、「デジタル資産と未来金融インサイト」をテーマに特別講義を行い、終了後には学生の質問に直接答えた。
オ代表は、ステーブルコインの普及が進むほど取引所の役割は大きくなるとの見方を示した。通貨としての価値は利用者規模から生まれるとの考えを示し、「テザー(USDT)やサークル(USDC)も、結局は取引所が戦略的に支援したステーブルコインだ」と説明した。その結果、流動性が高まり、世界に広がったという。
Upbitもステーブルコイン拡大の流れに十分対応していると分析した。現物取引代金は1491兆ウォン(約164兆円)、累計登録者数は1326万人に達するという。オ代表は「1日に40兆ウォン(約4兆4000億円)の取引を成立させたこともある」としたうえで、シンガポール、インドネシア、ペルー、ベトナムなどへの事業拡大を進めていると強調した。
暗号資産産業もKカルチャーのように韓国を代表する産業へ発展し得るとの考えも示した。「ブロックチェーン分野でも、Upbitの技術力は世界最高水準だと自負している」と述べ、K金融とKフィンテックも誇れる韓国の産業に育つよう努力したいと語った。
学生に向けた現実的な助言も続いた。オ代表は高麗大経営学科を卒業後、公認会計士(CPA)として勤務し、その後は司法試験を経て判事や大手法律事務所の弁護士として活動した。2016年にはアパレル会社ファンコで経営者として働き、その後Upbitに加わった異色の経歴を持つ。
「どのような基準で職業を選んだのか」との質問に対し、オ代表は「人生に安定はない」と強調した。社会人になった当初は安定した職場と年収を考えていたとしつつ、ダイナミックに働けて社会に貢献できると考えてDunamuに入ったと振り返った。あわせて、不安は感じなかったと付け加えた。
パク・シオン記者 ushire908@hankyung.com

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