【分析】イーサリアム、対ビットコインで40%下落余地 長期トレンドラインが上値抵抗

出典
Suehyeon Lee

概要

  • ETH/BTC比率が長期の下降トレンドラインの下で抵抗を受け、イーサリアムの対ビットコインでの弱さが続いていると伝えた。
  • この流れが続いた場合、次の主要な支持線は0.0176BTCで、現在水準から約40%%の追加下落余地があるとの見方を示した。
  • オンチェーン指標では、バイナンス内のイーサリアム保有量の増加ビットコインの取引所保有量の減少が確認され、イーサリアム安・ビットコイン高の構図が強まっていると伝えた。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Mehaniq/Shutterstock
写真:Mehaniq/Shutterstock

イーサリアム(ETH)はビットコイン(BTC)に対して軟調な推移が続いており、さらに下落する可能性が出ている。

コインテレグラフが5月10日に伝えたところによると、イーサリアムとビットコインの相対価値を示すETH/BTC比率は、2022年以降の上昇を抑えてきた長期の下降トレンドラインの下で再び押し戻されている。過去にもこの水準で上値を抑えられた後にイーサリアム価格が急落しており、今回も同様の流れをたどる可能性がある。

2025年8月には、同じトレンドラインを再び試した局面で、0.382のフィボナッチ・リトレースメント水準と50カ月指数平滑移動平均線(EMA)の抵抗が重なり、上昇を阻んだ。その後、ETH/BTCは20カ月EMAの支持線である約0.034BTCを下回り、下落転換のシグナルを示した。

この流れが続けば、次の主要な支持線は0.0176BTC近辺となる。足元の水準からなお約40%下落する余地があり、2020年のサイクル安値とも重なる。

オンチェーン指標もイーサリアムの弱さを裏付けている。クリプトクアント(CryptoQuant)のデータによると、5月時点のバイナンス(Binance)におけるイーサリアム保有量は約362万ETHと、取引所全体の保有量の約24.6%を占めた。市場で売却可能な供給が増えていることを示唆する。

一方、ビットコインは取引所保有量の減少が続いている。長期保有を目的とした出庫が続いていることを意味し、供給面では相対的に引き締まった構造になっている。

市場では、こうした需給と構造の変化が続けば、イーサリアムの対ビットコインでの弱さは当面続くとみている。

Suehyeon Lee

Suehyeon Lee

shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
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