バイナンス攻撃のハッカー、盗難SOLの81%を資金洗浄 トールチェーン活用
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



グローバルな暗号資産交換業者バイナンスを攻撃したハッカーが、盗み出したソラナ(SOL)の大規模な資金洗浄に乗り出した。
11月4日、コインテレグラフはブロックチェーン分析会社アーカムのデータを引用し、バイナンスを攻撃したハッカーが奪取したソラナの約81%を従来の保管ウォレットから移動させたと報じた。ハッカー関連のウォレットに現在残るソラナは約18万2443SOLで、盗難総量97万522SOLの約18.8%に相当する。
ブロックチェーン分析会社ルックオンチェーンは、ハッカーがソラナを複数のウォレットに分散した後、USDコイン(USDC)に交換したと分析した。その後、USDCをイーサリアム(ETH)ネットワークに移し、イーサリアムを買い付けたうえで、暗号資産ミキサーのトールチェーンを通じてビットコイン(BTC)に転換する経路を使ったという。
一方、米連邦捜査局(FBI)は10月末、バイナンス攻撃の背後に北朝鮮とつながるハッキング組織「トレーダートレイター(TraderTraitor)」がいると名指しした。FBIはあわせて、トールノードの運営者や分散型金融(DeFi)サービスに対し、ハッカーがバイナンスから奪った資金に関連する取引を遮断するよう求めた。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul