ハイパーリキッド上位2トレーダー、暗号資産下落に総額10億6000万ドルの空売り賭け
概要
- ハイパーリキッドの月間収益上位2口座が暗号資産市場の下落に賭け、合計10億6000万ドルの空売りポジションを構築した。
- 1位の口座はETH・BTC・SOL・ZEC・XRP・金・銀など22銘柄で、レバレッジ約4.7倍の6億1750万ドルの空売りを保有している。
- 2位の口座はBTC・ETH・ZEC・HYPEなど30銘柄で4億3940万ドルの空売りを保有し、両口座とも主要ポジションの清算価格が現在の相場と相当の距離にある。
期間別予測トレンドレポート



分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッドで、月間収益上位2人のトレーダーが暗号資産市場の下落を見込む大規模な空売りポジションを構築していることが分かった。
暗号資産メディアのビットコインドットコムが11月2日に伝えた。ハイパーリキッドのブロックエクスプローラー「ハイパースキャン」によると、ウォレットアドレス「0x5b5d…c060」は同日午前4時40分(UTC)時点で、22銘柄にまたがる総額6億1750万ドル(約973億円)の空売りポジションを保有していた。口座の自己資本は約1億3120万ドル(約207億円)で、全体のレバレッジは約4.7倍だった。
ポジションの中で最も比率が大きいのはイーサリアム(ETH)で、約9万7460ETHを2億2450万ドル(約354億円)相当で空売りしている。平均参入価格は2322.72ドル、清算価格は現在のETH価格を60%超上回る3701ドル水準にある。ビットコイン(BTC)の空売り規模は約2320BTC、1億8210万ドル(約287億円)で、ソラナ(SOL)が6630万ドル(約104億円)、ジーキャッシュ(ZEC)が5140万ドル(約81億円)、エックスアールピー(XRP)が1950万ドル(約31億円)で続いた。金先物と銀先物の空売りも、それぞれ2520万ドル(約40億円)、1770万ドル(約28億円)含まれていた。
ハイパーリキッドの独自トークン、ハイパーリキッド(HYPE)の空売りポジションは約4万8837枚、4310万ドル(約68億円)規模で、足元では834万ドル(約13億円)の含み損を抱えている。それでもこのトレーダーは、同日午前4時8分から4時40分までの間に約70万ドル(約1億1000万円)相当のHYPE空売りを追加した。
この口座はハイパーリキッドの月間収益ランキングで首位に立つ。直近30日の収益は約9910万ドル(約156億円)、累計収益は約2億770万ドル(約327億円)に達した。
2位のトレーダーのウォレット「0xb83d…6e36」も同様の戦略を取っている。約1億510万ドル(約166億円)の自己資本をもとに、30銘柄にまたがる4億3940万ドル(約692億円)の空売りを保有している。主なポジションはビットコイン1818BTCで1億4270万ドル(約225億円)、イーサリアムが8470万ドル(約133億円)、ジーキャッシュが6710万ドル(約106億円)、ハイパーリキッドが5470万ドル(約86億円)の順だ。
2口座の空売りポジションを合計すると、暗号資産や金属、ミームコインを含め総額10億6000万ドル(約1670億円)に達する。両口座とも主要ポジションの清算価格は現在の相場と相当の距離があり、短期的な価格変動に耐えられる状態にある。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.