概要
- Fedの 政策金利据え置き とタカ派シグナルを受け、ビットコイン、イーサリアム、XRP、ソラナ など主要な暗号資産が一斉に下落したと伝えた。
- Fedが インフレ見通しの上方修正 と 利下げペース の鈍化を示唆したことで、暗号資産に加え 金、銀 などの安全資産もそろって軟調に推移したとした。
- メナ氏は、現在の市場は タカ派的なマクロ環境 を消化する過程にある一方、一部の 強い銘柄 では 資金の循環 と 実需 が続いていると分析した。
期間別予測トレンドレポート



米連邦準備理事会(Fed)が政策金利を据え置いたものの、タカ派姿勢を示したことを受け、主要な暗号資産がそろって下落した。
6月17日にザ・ブロックが伝えたところによると、ビットコインは24時間で約2.2%下落し、6万4150ドル前後で推移した。イーサリアムは3.6%下げ、エックス・アール・ピー(XRP)とソラナ(SOL)もそれぞれ3%前後下落した。前日に過去最高値を更新したハイパーリキッド(HYPE)も1.5%安の72ドル近辺まで値を下げた。
安全資産も軟調だった。金価格は2.2%、銀価格は4%超下落した。
今回の下落は、金利据え置きそのものよりも、Fedが示した経済見通しの修正が材料視された。
連邦公開市場委員会(FOMC)は6月17日、全会一致で政策金利を3.5〜3.75%に据え置いた。決定自体は市場の想定通りだったが、Fedはインフレ見通しを引き上げ、今後の利下げペースが従来予想より鈍くなる可能性を示唆した。
21シェアーズ(21Shares)のマット・メナ上級暗号資産リサーチストラテジストは「金利据え置きは予想されていたが、ケビン・ウォーシュ議長が初めて主宰した会合という点で意味が大きかった」と述べた。そのうえで「本当のシグナルは修正後の経済見通しにあった」と指摘した。
メナ氏は、地政学的緊張の緩和と足元のエネルギー価格下落にもかかわらず、Fedがなおインフレ圧力を警戒していることが示されたと説明した。
今回の会合は、ウォーシュ議長の金融政策コミュニケーションの手法を見極める最初の場にもなった。
FOMC声明はジェローム・パウエル前議長時代に比べて大幅に短くなり、先行きの政策方向を示唆するフォワードガイダンスの文言も削除された。ウォーシュ議長は記者会見で「市場の期待を誘導するより、事実を伝えることに集中する」と語った。
メナ氏は、足元の市場について「タカ派的なマクロ環境を消化する過程にある」と分析した。一方で、一部の強い銘柄では資金の循環と実需が引き続き見られると付け加えた。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
