CME、ビットコインやイーサリアムなど8資産連動の暗号資産指数先物を開始
概要
- CMEグループがナスダックCMEクリプト・インデックス先物の取引を開始し、主要暗号資産指数を一括で追跡できるようになった。
- 同商品はビットコイン、イーサリアム、ソラナなど時価総額上位8つの暗号資産で構成され、現金決済方式を採るため、実際の暗号資産を保有せずに指数の値動きへ投資できる。
- 市場では、今回の商品が機関投資家の暗号資産市場へのアクセスを高める材料になると受け止められている。あわせてソラナがビットコイン、イーサリアムと並び、機関市場で中核資産として認められているシグナルだと分析された。
期間別予測トレンドレポート



米デリバティブ取引所のCMEグループが、主要な暗号資産にまとめて連動する暗号資産指数先物の取り扱いを始めた。
スパット・オン・チェーン(Huffz)は6月9日、CMEが「ナスダックCMEクリプト・インデックス先物(Nasdaq CME Crypto Index Futures)」の取引を開始したと伝えた。
同商品は、時価総額上位8つの暗号資産で構成する指数に連動する。構成銘柄はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、ビットコインキャッシュ(BCH)、エックス・アール・ピー(XRP)、エイダ(ADA)、チェーンリンク(LINK)、ステラ(XLM)。
受け渡しは現物ではなく、現金決済方式を採る。投資家は暗号資産を実際に保有しなくても、指数の値動きに投資できる。
市場では、この商品の投入が機関投資家の暗号資産市場へのアクセスを広げるきっかけになると受け止められている。個別銘柄を直接選ばずに、市場全体へ分散投資できるためだ。
なかでも、ソラナがビットコイン、イーサリアムと並ぶ中核構成資産に含まれた点が注目を集めている。
スパット・オン・チェーンは、CMEの暗号資産指数先物について「伝統金融の投資家に対し、S&P500先物と似た形で暗号資産市場に投資する手段を提供する」と分析した。ソラナがビットコイン、イーサリアムとともに主要構成銘柄に含まれたことについては、機関市場で中核資産として認められているシグナルだと指摘した。
さらに、現金決済方式は実際のトークン保管負担をなくし、伝統的な金融圏の参入障壁を下げると説明した。長期的には、構成銘柄に対する新たな機関需要の流入経路になりうると付け加えた。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
