ソラナ先物の建玉30%急減、SOLは68ドル再試しを警戒
期間別予測トレンドレポート



ソラナ先物市場で投資家心理の冷え込みが急速に強まっている。今月に入り建玉(オープン・インタレスト、OI)は約30%減少し、市場はソラナ(SOL)が年初来安値圏の68ドル近辺まで再び下押しする可能性を警戒している。
コインテレグラフによると、ソラナ先物の建玉は5月11日の27億5000万ドルから5月29日には19億ドルまで減少した。約2週間で30%超が消えた計算になる。資金調達率(ファンディングレート)はマイナス0.005前後で推移し、極端なショート偏重は見られない。ただ、レバレッジ投資家が市場リスクへのエクスポージャーを急速に縮小していることを示している。
ステーブルコイン証拠金先物の累積出来高デルタ(CVD)は年初来最低水準のマイナス130億ドルまで低下した。先物市場で売り注文優位が続いたことを意味する。一方、現物市場の動きは比較的安定している。現物CVDは3月以降で3億5000万ドル水準まで回復し、SOL現物ETFも5月に1億1300万ドルの純流入を記録した。
足元の相場は、恐怖による投げ売りというより投機的なレバレッジ縮小の色彩が強い。レバレッジ投資家が持ち高を減らす一方で、現物投資家は押し目買いに動いているためだ。
テクニカル面では、SOLは直近3カ月にわたり80〜95ドルのレンジで推移している。ただ、足元では95ドル近辺の抵抗線を上抜けできず、再び80ドルの支持線近くまで押し戻された。この水準を割り込めば、年初来安値の68ドルを再び試す可能性が大きい。
オンチェーンの清算データでは、68ドル近辺に約8億ドル規模のロングのレバレッジポジションが集中している。暗号資産トレーダーのコールド・ブラッディド・シラー(Cold Blooded Shiller)はXで「SOLは昨年10月以降、下落トレンドが続いている」と指摘した。さらに「現在の価格より下には強い支持帯がほとんど見当たらない」と語った。
暗号資産アナリストのゾー(Zoe)も「67ドル近辺に買い注文を置いた」と明らかにした。この価格帯は年初来安値圏と、大規模なロングポジションの清算が見込まれる水準が重なる地点にあたる。

YM Lee
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