ソラナ、DEX取引高56%減と空売り拡大で軟調 競争激化も重荷
概要
- ソラナ(SOL)は、ネットワーク活動の鈍化と競争激化を背景に軟調な推移が続いていると分析された。
- ソラナのDEX週間取引高とDApp収益はそれぞれ約56%%、約42%%減少し、エコシステム活動が鈍化した。
- それでもソラナのTVLは約59億ドルで、イーサリアムに次ぐ2位を維持している。
期間別予測トレンドレポート



ソラナ(SOL)は、ネットワーク活動の鈍化と競争激化を背景に軟調な地合いが続いている。
コインテレグラフによると、ソラナは5月11日に98ドル突破に失敗した後、約15%下落した。5月19日には83ドル台を再び試す場面があり、先物市場のファンディングレートもマイナスに転じた。
ソラナの無期限先物のファンディングレートは足元でマイナス3%程度と、前週末のプラス8%から大きく低下した。一般に中立的な市場では同指標はプラス9%近辺で推移するため、足元ではショート(空売り)需要が強まっていると読める。
オンチェーンデータでも、ソラナのエコシステム活動は鈍化している。ソラナ基盤の分散型取引所(DEX)の週間取引高は足元で約110億ドルと、1月平均の250億ドルに比べ約56%減った。
分散型アプリケーション(DApp)の収益も週間で約2000万ドルまで落ち込んだ。1月平均は約3500万ドルだった。主要な収益創出プロジェクトとしては、ポンプ(Pump)、アクシオムプロ(Axiom Pro)、ファントム(Phantom)、ジュピター(Jupiter)が挙がった。
コインテレグラフは、ハイパーリキッド(Hyperliquid、HYPE)やベース(Base)といった競合チェーンの台頭もソラナの重荷だと分析した。ハイパーリキッドは独自の無期限先物取引機能を軸にシェアを急速に広げており、ベースはコインベース(Coinbase)エコシステムとの連携を強みにしている。
もっとも、総預かり資産(TVL)ベースではソラナはなお約59億ドルと、イーサリアム(ETH)に次ぐ2位を維持している。主要なTVLプロジェクトとしては、ジュピター、カミノ(Kamino)、サンクタム(Sanctum)、レイディウム(Raydium)が挙がった。
ソラナは足元で、バイナンスのUSDT建て市場で前日比1.62%安の84.19ドルで取引されている。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
