IMF、韓国の財政拡大は「適切」 李大統領が連日緊縮論を批判

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概要

  • 李在明大統領は、国際通貨基金(IMF)の発言を引用し、韓国の財政拡大は適切で持続可能だと表明した。
  • 李大統領は、緊縮財政の主張をポピュリズムだと批判し、投資を通じて経済を循環させることが政府の役割だと訴えた。
  • ピーター・ハウイット教授は、韓国が健全な財政基調を維持しつつ財政赤字を最小限に抑えており、2026年1〜3月期の経済成長率は世界で最も高かったと述べた。

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写真:キム・ボムジュン記者
写真:キム・ボムジュン記者

李在明大統領が、拡張的な財政運営の必要性を連日訴え、国の債務を懸念する声への批判を強めている。

李大統領は5月15日未明、X(旧ツイッター)で、国際通貨基金(IMF)関係者が韓国の財政拡大について「適切で、持続可能だ」と評価した韓国経済新聞の記事を共有した。あわせて「無条件に緊縮を主張する人々が国を思うなら、必ず読むべき記事だ」と投稿した。

記事は、ジュリー・コザックIMF報道官の韓国政府債務に関する発言を伝えたものだ。コザック氏は「韓国は非常に慎重な財政政策の基調を維持している」と説明し、「足元ではやや拡張的な財政スタンスがみられるが、こうした財政拡大は極めて適切な措置だ」と指摘した。李大統領はこの発言をXでそのまま共有した。さらに「最終的には、韓国の生産性向上を目標とする構造改革を後押しするためのものだ」との発言も紹介した。

李大統領は5月12日にも「投資を通じて経済を循環させるのが政府の役割だ」と訴え、「国民の目を欺くポピュリズム的な緊縮財政論のわなにはまってはならない」と強調した。緊縮財政論をポピュリズムだと批判し、財政拡大の方針を改めて示した格好だ。

李大統領は5月15日、青瓦台でノーベル経済学賞受賞者のピーター・ハウイット米ブラウン大経済学部教授と面会した。ハウイット教授は「韓国政府の政策運営を見ていて印象的なのは、健全な財政基調を維持しながら、同時に財政赤字を最小限に抑えている点だ」と述べた。ハウイット教授は、ハ・ジュンギョン青瓦台経済成長首席秘書官の恩師でもある。李大統領はハウイット教授に「教授がハ首席を通じて間接的に指導してくれたおかげで、大韓民国の2026年1〜3月期の経済成長率は世界で最も高くなった」とあいさつした。

ハン・ジェヨン記者 jyhan@hankyung.com

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