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ビットコイン、バイナンスのハッキングで投げ売り拡大 1日の実現損失11億1500万ドル

出典
Suehyeon Lee

概要

  • バイナンスのハッキングの衝撃で、ビットコイン市場では24時間の実現損失が11億1500万ドル(約1760億円)に達し、大規模な損切り売りが発生したと分析された。
  • 市場流動性が約2万3284BTC分減るなかで売り物が集中し、ビットコイン価格は7万7553ドル(約1220万円)まで下落した。これにより価格の下落圧力が一段と強まったという。
  • 短期保有者の実現価格である7万5913ドル近辺が主要な支持線として示され、この水準を維持できるかが、ハッキング後の売り圧力の沈静化と追加調整の可能性を左右する重要な変数だと強調した。

期間別予測トレンドレポート

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写真:CryptoQuant
写真:CryptoQuant

ビットコイン(BTC)市場で、バイナンスのハッキングの衝撃が時間差で織り込まれ、大規模な損切り売りが発生したとの分析が出ている。

オンチェーン分析プラットフォームのクリプトクアント(CryptoQuant)への寄稿者グガ・オンチェーンによると、10月31日のビットコイン投資家の24時間実現損失は約11億1500万ドル(約1760億円)だった。10月29日に発生した63億ドル(約9920億円)規模のバイナンスのハッキングの余波が、2日後に本格的な売り圧力につながったと分析した。

ハッキングが発生した10月29日、ビットコインは8万991ドル(約1280万円)で取引を終えた。同日の実現利益は約4億6409万ドル(約731億円)、実現損失は約3億66万ドル(約473億円)だった。大規模なハッキングにもかかわらずビットコインが8万ドル台を維持したため、投資家は追加下落よりも反発の可能性を重視していたという。

ただ、10月31日にビットコイン価格が7万7553ドル(約1220万円)まで下落すると、市場の地合いは変わった。同期間の実現利益は約5億1915万ドル(約818億円)だった一方、実現損失は11億1500万ドルへ急増した。グガ・オンチェーンは、高値圏で買った投資家が損失を確定して売りに動いた結果だと指摘した。

市場流動性の低下も売り圧力を強めた要因として挙がった。ビットコイン指標「FEI Downside Alpha」によると、当時の板からは約2万3284BTCの流動性が抜けた。グガ・オンチェーンは、流動性が乏しい局面で売り物が集中し、価格の下押し圧力が強まったと説明した。

主要な支持線としては、短期保有者の実現価格(STH Realized Price)が示された。この指標はハッキング発生時の7万6056ドル(約1200万円)から、10月31日には7万5913ドル(約1200万円)へ小幅に低下した。短期保有者の平均取得単価を示す指標で、市場の重要な支持水準を見極める際に使われる。

グガ・オンチェーンは、今回の大規模な実現損失について、短期投資家の投げ売りとあわせ、比較的長期保有の意思が強い投資家へ資産が移る過程である可能性があると評価した。ただ、こうした持ち手の入れ替わりが実際に相場の底打ちにつながるかどうかは、なお見極めが必要だと付け加えた。

今後の焦点として同氏は、ビットコインが7万5913ドル近辺の短期保有者実現価格を維持できるかどうかを挙げた。この水準を保てるかどうかが、ハッキング後に強まった売り圧力が和らぐのか、それとも追加調整に向かうのかを左右する重要な変数になると強調した。

#デジタル資産ハッキング
#オンチェーンデータ
#分析
Suehyeon Lee

Suehyeon Lee

shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.

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