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AI強気投資の米ビッグテック、本業にも陰り 外国人は1兆6210億ウォン売り越し

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 米主要4大ビッグテックの AI設備投資 拡大が進むなか、アルファベットとアマゾンの業績不振に加え、フリーキャッシュフロー(FCF)の赤字 が投資家の懸念を強めた。
  • ビッグテックの投資原資だった 検索・オンラインストア・広告売上高 の鈍化に加え、インテルの PC向け半導体売上高の減少 を受け、外国人投資家がKOSPIで 1兆6210億ウォン を売り越した。
  • 世界的な 技術株売り と 投資負担への懸念 が強まるなか、相場変動の拡大が続き、安全資産選好 とディフェンシブ株中心の 循環物色 が進んだ。

期間別予測トレンドレポート

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金庫が空きつつあるのに――「1000兆円をどう投じるのか」に疑念


アルファベット、フリーキャッシュフローは90億ドルの赤字

アマゾン、オンラインストアと広告が不振

インテルはPC向け半導体売上高が5%減


外国人の「売り」で…KOSPIは3.5%安

韓国経済新聞の投資専門有料プラットフォーム「韓経プレミアム9」に掲載された記事である。「韓経プレミアム9」(www.hankyung.com/premium9)を購読すると、より多くの株式投資記事を読むことができる。

今年、マイクロソフトやアルファベット(Alphabet)、アマゾン(Amazon)、メタ(Meta)など米4大ビッグテックは、人工知能(AI)向け設備投資に7400億ドル(約117兆円)を投じる見通しだ。1年で2倍に増えた。2026年上半期までは、こうした巨額投資の大半を自前の資金で賄ってきた。アルファベットは検索広告、アマゾンは電子商取引と広告事業が有力な資金源だった。だが、7〜9月期決算は、その資金源が細る可能性を市場に意識させた。AI投資サイクルが続くとの期待が揺らぎ、10月30日のKOSPI指数は3.5%急落した。有価証券市場で3営業日連続で買い越していた外国人投資家も、この日は1兆6210億ウォン(約1910億円)を売り越した。

写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

◇ 大規模投資の資金源は途切れるのか

技術株急落の引き金を引いたのは、10月28日に決算を発表したグーグル親会社のアルファベットだ。7〜9月期の検索広告とユーチューブ広告の売上高は市場予想を下回った。フリーキャッシュフロー(FCF)の赤字幅は90億ドル(約1兆4200億円)を超え、市場予想より大きかった。本業で稼いだ資金より支出が多かったことを意味する。グーグル検索の増収率は4〜6月期の17%から12%に鈍化し、切り下がっていた市場予想の13.5%にも届かなかった。

AIクラウド売上高は1四半期で2倍に増え、市場予想を上回った。会社側は、資金繰りへの圧迫は自社AI半導体「TPU(テンソル処理装置)」の発注対応に伴う短期的な影響だと説明したが、市場の反応は冷ややかだった。この日、アルファベット株は13%急落し、時価総額は1日で5000億ドル(約78兆9000億円)消えた。JPモルガン(JPMorgan)は「巨額支出でFCFが赤字に転落したハイパースケーラーが中核事業でも失望を誘う業績を示せば、市場は容認しないことを示した」と分析した。

◇ アマゾンのFCF赤字幅が急拡大

アマゾンも同日の7〜9月期決算発表後、時間外取引で株価が7.3%急落した。アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のクラウド売上高は39%増え、5年ぶりの高い伸び率となった。一方、オンラインストアと広告売上高は市場予想に届かなかった。年末商戦を含む10〜12月期の売上高見通しも約2400億ドル(約37兆9000億円)と、投資家予想を2%ほど下回った。とりわけFCFがマイナス424億ドル(約6兆6900億円)となり、前四半期のマイナス76億ドル(約1兆2000億円)から5.5倍に膨らんだことが投資家の懸念を強めた。

AI半導体事業を強化しているインテル(Intel)は、PC向け事業の不振が重荷となった。サーバー向け半導体の売上高は前四半期比17%増、前年同期比78%増で、前四半期比では15年ぶりの高い伸びを記録した。半面、PC向け半導体の売上高は前年同期比で5%減った。10〜12月期の見通しも売上高155億ドル(約2兆4500億円)、1株利益(EPS)25セントと、いずれも市場予想の売上高171億ドル(約2兆7000億円)、EPS43セントを大きく下回った。デビッド・ジンズナー最高財務責任者(CFO)は、PC市場の鈍化は2027年上半期まで続くと語った。

◇ 安全資産志向が強まる

コアウィーブ(CoreWeave)を皮切りに最近の世界的な技術株売りを招いていた投資負担への懸念が、ビッグテックにも波及した。AI半導体やインフラの比重が大きい韓国、日本、台湾、中国などアジア市場もそろって急落した。キウム証券のハン・ジヨン研究員は「AI需要の底堅さは確認したが、投資採算性と最終需要の鈍化懸念が浮上している。強弱材料を消化する過程で、変動性拡大に備える必要がある」と強調した。

来週の米中間選挙を控えた警戒感も、市場のリスク回避姿勢を強めている。安全資産とされる米10年物国債利回りはこの日、0.06ポイント低下し、年4.92%台に下がった。韓国株と米国株では物色の循環が進み、バイオ・ヘルスケア、生活必需品、不動産などディフェンシブ色の強い業種は上昇した。

ファン・ジョンス ニューヨーク特派員 hjs@hankyung.com

ビン・ナンセ記者 binthere@hankyung.com

#ビッグテック
#AIインフラ
#外国人資金流出
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