PiCK
バイナンスにハッキング疑惑、暗号資産が一斉急落 ビットコインは7万9000ドル割れ
概要
- バイナンス関連のウォレットから 27億7000万ドル 規模の資産流出が確認され、ハッキング疑惑が浮上したと伝えた。
- ハッキング疑惑を受け、ビットコイン、イーサリアム、BNB など主要な暗号資産が一斉に急落したとした。
- テザーとサークルが、関連資金に結び付く USDT や資金を大規模に凍結するなど、リスク対応に動いたと伝えた。
期間別予測トレンドレポート



世界の暗号資産交換業者バイナンス(Binance)に関連するウォレットから、総額27億7000万ドル(約4370億円)規模の資産流出が観測され、同社が緊急調査に乗り出した。ハッキング疑惑が浮上するなか、ビットコインは約40日ぶりに7万9000ドルの節目を割り込み、取引時間中の下落率は9%を超えた。テザーなどステーブルコインの発行体は、関連資金の大規模な凍結に着手した。
10月29日、バイナンス関連のウォレットでは5つのブロックチェーンにまたがり、計27億7000万ドルの資金流出があったもようだ。大口の資産移動を受けてハッキング疑惑が持ち上がり、バイナンスも対応を進めている。
主要な暗号資産の相場はそろって軟調に推移した。バイナンスのテザー(USDT)建て市場で、ビットコインは同日に一時7万8297.05ドル(約1240万円)まで下落した。ビットコインが7万9000ドルを下回ったのは、9月20日以来初めて。イーサリアムは一時4.8%安の2233ドル(約35万3000円)まで値を下げた。
BNBの下げはさらに大きかった。前日比で最大9.11%急落し、680ドル(約10万7000円)まで下落した。XRPは最大6.11%安の1.2233ドル(約193円)、ソラナは最大6.67%下げて95ドル(約1万5000円)まで下げた。
一方、バイナンスは公式発表で「利用者資金は安全だ」と説明した。同社は「潜在的なセキュリティー問題に関する報告を把握しており、積極的に調査している」としたうえで、「確認できた内容は公式チャネルを通じて案内する」と付け加えた。
ステーブルコインの発行体も、関連資金の追加移動を防ぐ対応に乗り出した。テザーのパオロ・アルドイーノ最高経営責任者(CEO)は、「バイナンスでハッキングが起きた可能性に関連し、15億6700万USDT超を凍結した」と明らかにした。サークル(Circle)も約8億2300万ドル(約1300億円)を凍結した。
CZこと趙長鵬氏は、「バイナンスでハッキングが発生したようだ」と指摘した。「株主として、すべての利用者資金が全額補填されることを期待する」とも述べた。
Doohyun Hwang
cow5361@bloomingbit.ioKEEP CALM AND HODL🍀