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IBM、7月の悪夢から反発 好決算で持ち直し

出典
Korea Economic Daily

概要

  • IBMは、2026年7〜9月期の売上高とEPSが市場予想を上回り、好決算を記録したと明らかにした。
  • 遅れていたメインフレーム契約のおよそ3分の2が7〜9月期に締結され、株価が反発したと伝えた。
  • モルガン・スタンレーは、高まる業績期待とマクロ経済の不確実性が重荷になる可能性があると分析した。

期間別予測トレンドレポート

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メインフレーム契約の3分の2が締結完了

7〜9月期売上高4.7%増、市場予想上回る

写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

米IT大手のIBMが、市場予想を上回る2026年7〜9月期決算を発表し、株価が反発した。7月に低調な決算を受けて株価が1日で25%急落してから、3カ月ぶりの持ち直しとなった。

IBMは10月21日、7〜9月期の売上高が前年同期比4.7%増の171億ドル(約2兆7000億円)だったと発表した。市場予想の168億ドルを上回った。調整後の1株利益(EPS)も2.95ドルで、予想の2.85ドルを超えた。事業別では、ソフトウエア売上高が8%増の78億ドル(約1兆2300億円)と成長をけん引した。インフラ売上高は4%増えた一方、コンサルティング売上高は横ばいだった。IBMは2026年通期のフリーキャッシュフローが前年より10億ドル超増えるとの見通しを示した。通期売上高の伸び率見通しは従来の4〜5%を据え置いた。

IBM株は10月21日の通常取引で4%上昇し、時間外取引でも1.4%高の255ドルを付けた。IBMは7月、低調な4〜6月期決算を発表した直後に株価が25%急落し、過去最大の1日当たり下落率を記録していた。その後も株価の戻りは鈍く、7月13日の終値と比べて13%超安い水準にとどまっていた。

遅れていた大型契約の締結が進み、7〜9月期の業績改善につながった。IBMは4〜6月期に締結できなかったメインフレーム契約のうち、およそ3分の2が7〜9月期に完了したと明らかにした。メインフレームは、金融機関や大企業が大量のデータを処理する際に使う高性能コンピューターだ。

IBMは本業の成長が鈍るなか、レッドハット(Red Hat)、ハシコープ(HashiCorp)、コンフルーエント(Confluent)などのソフトウエア企業を相次ぎ買収し、事業規模を広げてきた。将来の成長分野と位置付ける量子コンピューティング事業にも注目が集まっている。IBMは10月上旬、米連邦政府の量子コンピューティング性能検証プログラムの最終段階に進んだ。

市場の見方は慎重だ。モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)は「遅れていた契約が締結された点は前向きだが、高まりつつある業績期待とマクロ経済の不確実性が重荷になりうる」と分析した。

イ・ヘイン記者 hey@hankyung.com

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