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韓国銀行、政策金利3.00%で据え置き 7月・8月の2会合連続利上げ後に一服
概要
- 韓国銀行の金融通貨委員会は政策金利を年3.00%に据え置き、7月と8月の2会合連続利上げを受けていったん一服に入った。
- 消費者物価上昇率は2.9%と物価安定目標の2%を上回り、3%前後の上昇も見込まれるなか、輸出と成長の動向が今後の金利判断の変数になる。
- 政策金利を0.25ポイント引き上げた場合、家計と企業の利子負担はそれぞれ3兆3000億ウォン、3兆6000億ウォン増えるため、11月26日に開かれる年内最後の金融通貨委員会を前に市場の様子見姿勢が続く見通しだ。
期間別予測トレンドレポート



韓国銀行が政策金利を年3.00%に据え置いた。7月と8月の2会合連続の利上げ後はいったん見送り、市場の関心は11月の追加利上げの有無に移っている。
韓国銀行の金融通貨委員会は10月22日の金融政策決定会合で、政策金利の据え置きを決めた。今年7月に利上げを再開し、8月も引き上げたが、今回は現行水準を維持した。
物価はなお目標を上回っている。9月の消費者物価上昇率は2.9%と、韓国銀行の物価安定目標である2%を超えた。中東戦争に伴う原油高が続くなか、10月も3%前後の上昇率となる公算が大きい。
輸出と成長の動向も今後の金利判断を左右する。今年1〜8月の経常黒字は2792億ドル(約44兆1000億円)と、前年同期の約4倍に達した。韓国銀行は8月、今年の成長率見通しを2.6%から3.3%に引き上げた。首都圏の一部地域での住宅価格上昇や、10月に再び増えた主要銀行の家計向け融資も、金融安定の面で注目材料となっている。
一方、ウォン高と利払い負担の重さは、追加利上げに慎重となる要因として挙がる。前日のウォン相場は取引時間中に1ドル=1322.8ウォンまで上昇した。韓国銀行の試算では、政策金利が0.25ポイント上がると、家計と企業の利子負担はそれぞれ3兆3000億ウォン(約3930億円)、3兆6000億ウォン(約4290億円)増える。
年内最後の金融通貨委員会は11月26日に開かれる。これに先立ち、10月27日には7〜9月期の実質国内総生産(GDP)速報値、11月2日には10月の消費者物価が公表される。シン・ヒョンソン韓国銀行総裁は10月22日午前11時10分の記者会見で、今回の金利判断の背景と今後の政策運営の方向性を説明する予定だ。
YM Lee
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