ムーディーズ、スカイに「B3」格付け付与 ステーブルコイン案件で初
JOON HYOUNG LEE
概要
- ムーディーズは、ステーブルコインプロジェクトスカイ(SKY)に、投機的格付けに当たる「B3」信用格付けと「安定的」見通しを付与したと明らかにした。
- スカイは、ムーディーズとS&PグローバルからそれぞれB3、「B-」信用格付けを取得し、格付け2社の公式評価をいずれも受けた初のステーブルコインプロジェクトになったと伝えた。
- ムーディーズは評価にあたり、「スカイ・リザーブ」の準備金規模と2段階のバイバック買い入れ・準備金体制を重視した。財団は、準備金の拡充に向けた取り組みを継続して支援すると述べた。
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グローバル格付け会社のムーディーズが、ステーブルコインプロジェクトのスカイ(SKY)に「B3」の信用格付けを付与した。
スカイの運営主体であるスカイ・フロンティア財団は10月7日、ムーディーズが同財団にB3格付けを付与したと明らかにした。格付け見通しは「安定的」とした。ムーディーズがステーブルコイン発行体に信用格付けを付与したのは今回が初めて。
スカイはこれに先立ち、S&Pグローバルからも「B-」の信用格付けを取得していた。財団によると、スカイは大手格付け2社の公式信用評価を受けた初のステーブルコインプロジェクトとなった。
スカイが取得したB3は、投資適格に満たない投機的格付けに当たる。ムーディーズの格付け体系では、B格は信用リスクが高いことを意味する。
ムーディーズが今回の評価で重視した要素の一つは、プロジェクト準備金である「スカイ・リザーブ」の規模だ。財団は、スカイのガバナンスがプロジェクトの財務管理機能を強化し、純利益の一部を準備金として積み立てる「2段階のバイバック買い入れ・準備金体制」を導入したと説明した。
スカイ・フロンティア財団でグローバル資本市場部門を統括するグレッグ・フェイバーズ氏は、ムーディーズが指摘した点を認識しているとしたうえで、準備金の拡充に向けた取り組みを引き続き支援すると語った。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul