リサ・ス氏「メモリー供給難で韓国との連携が重要」 年内にAI研究センター設立
概要
- リサ・ス氏は、サムスン電子、SKハイニックスなど韓国の協力会社との緊密な連携が中核目標だとし、長期パートナーシップを築く考えを示した。
- スCEOは、HBM4を含むメモリーとファウンドリー全般で協力機会を探っており、HBM4の量産拡大を促していると明らかにした。
- スCEOは年内に韓国にAI研究センターを設立し、数百人のAI研究人材を採用して、韓国のAIエコシステムを支援する方針を示した。
期間別予測トレンドレポート


AMDトップ、7カ月ぶり訪韓
「年内に韓国にAI研究センター設立」
サムスン電子・SKハイニックスと長期提携示唆

韓国を訪れた米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のリサ・ス最高経営責任者(CEO)は、サムスン電子やSKハイニックスをはじめとする韓国の協力会社と緊密に連携することが中核目標だと語った。韓国の半導体企業と長期的なパートナーシップを築く考えも示した。
スCEOは10月7日、ソウル・竜山のドラゴンシティで開かれた「AMDゲーマー・デー」の終了後、記者団に対し「韓国を再び訪れたのは、供給とパートナーシップの両面で韓国のエコシステムが極めて重要だからだ」と述べた。そのうえで「サプライチェーンが複雑な今は、3〜5年先を見据えて協力会社とともに計画を立てることが不可欠だ」と強調した。スCEOの訪韓は7カ月ぶり。
スCEOは半導体企業との協業を「チームスポーツ」にも例えた。「チームスポーツとは、大規模な協業があるという意味だ。パートナー企業との連携を強めるほど、最終ユーザーの需要をより的確に満たせる」と語った。サムスン電子とSKハイニックスとの協力の必要性も改めて訴えた。
スCEOは「サムスン電子とSKハイニックスの経営陣に会った」と明らかにした。「メモリーとファウンドリー(半導体受託生産)全般で、サムスン電子との協力機会を継続的に探っている」と説明した。両社がAMDに納入する第6世代の広帯域メモリー(HBM4)については「非常に満足しており、量産拡大(ランプアップ)を促している」と付け加えた。
これに先立ち、スCEOは10月7日午前、韓国科学技術情報通信部がソウルのフォーシーズンズホテルで主催した韓国のAI企業との懇談会にも出席した。7月に同省とAMDが結んだ業務協約(MOU)の後続措置だ。スCEOは「年内に韓国に人工知能(AI)研究センターを設立し、数百人のAI研究人材を採用する」と述べた。「最先端のAI技術を発展させると同時に、韓国の重要なAIエコシステムを支援するためだ」と説明した。
懇談会では、AMDの中央演算処理装置(CPU)と画像処理半導体(GPU)、韓国製のニューラル処理装置(NPU)を組み合わせた異種コンピューティング・インフラを構築し、これを世界市場で活用できるリファレンスモデルに発展させる案を議論した。AMDのオープンソースAIソフトウエア基盤「ROCm」のエコシステムに韓国企業が参加する方策も話し合った。
ウォン・ジョンファン/イ・ヨンエ記者 won0403@hankyung.com
Korea Economic Daily
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