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「サムスン電子・SKハイニックスを8割持っているがどうする」 目標株価だけ信じるのは危うい

出典
Korea Economic Daily

概要

  • サムスン電子とSKハイニックスの証券会社の平均目標株価は、足元の株価よりそれぞれ80.5%、78.5%高い。
  • 専門家は、サムスン電子30万〜32万ウォン、SKハイニックス220万〜240万ウォンを比率縮小の目安として示し、2銘柄の合計比率を30〜40%まで下げるべきだと助言した。
  • 2銘柄の合計比率が70〜80%に達すると、下落局面で口座損失が膨らむおそれがある。半導体関連の銘柄集中は分散投資とは言いにくいと指摘した。

期間別予測トレンドレポート

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証券会社の平均目標株価、足元の株価よりサムスン電子80.5%・SKハイニックス78.5%高く

専門家「2銘柄の合計比率は30〜40%まで下げるべきだ…関連株への移動も分散ではない」

写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

サムスン電子とSKハイニックスに対し、証券業界では強気の見方が相次いでいる。平均目標株価は足元の株価を約8割上回る水準だ。ただ、証券会社ごとの見通しには大きな開きがあり、目標株価だけを見て投資資金を2銘柄に集中させるのは注意が必要だ。

韓経エピックAIが10月3日、直近150日間に公表された証券会社リポートを分析したところ、サムスン電子の平均目標株価は49万8125ウォン(約5万7800円)だった。10月2日の終値27万6000ウォン(約3万2000円)より80.5%高い。サムスン電子に関するリポート24件のうち、投資判断は買いが22件、強力買いが1件、中立が1件だった。目標株価の中央値は50万ウォン(約5万8000円)だった。

証券会社ごとの見通しには相当な差があった。韓国投資証券は65万ウォン(約7万5400円)と最も高い目標株価を示した。ユアンタ証券は63万ウォン(約7万3100円)、SK証券は61万ウォン(約7万800円)、KB証券は60万ウォン(約6万9600円)だった。一方、BNK投資証券は投資判断を中立に引き下げ、目標株価を27万ウォン(約3万1300円)とした。最も高い見通しと最も低い見通しの差は38万ウォン(約4万4100円)に達した。

SKハイニックスも同様だった。証券会社24社が示した平均目標株価は328万6250ウォン(約38万1000円)で、10月2日の終値184万1000ウォン(約21万3600円)より78.5%高かった。目標株価の中央値は330万ウォン(約38万2800円)だった。

韓国投資証券はSKハイニックスの目標株価を470万ウォン(約54万5200円)とした。KB証券とダオル投資証券はそれぞれ420万ウォン(約48万7200円)を提示した。キョボ証券、SK証券、IBK投資証券は400万ウォン(約46万4000円)だった。最も慎重な見通しはBNK投資証券で、目標株価は148万ウォン(約17万1700円)だった。韓国投資証券の見通しとの差は322万ウォン(約37万3500円)に及ぶ。メモリー半導体市況の好調が続く期間や為替、HBMの収益性に対する判断が証券会社ごとに異なるためだ。

証券業界が両社になお上昇余地があるとみる背景には、人工知能(AI)サーバー向けを中心に急増したHBM需要がある。汎用メモリー価格の上昇やHBM4市場の拡大も、業績改善を支える要因として挙がっている。

サムスン電子は、HBMの競争力を回復できるかが企業価値見直しの焦点とされる。SKハイニックスは、HBM市場での支配力と株主還元策が株価を支える材料と受け止められている。

もっとも、リスク要因もある。ウォン高が続けば、輸出代金をウォン換算した業績は目減りする可能性がある。サムスン電子はファウンドリー事業の赤字に加え、家電・モバイル部門の採算悪化が重荷だ。SKハイニックスではHBM4の品質や海外投資拡大への懸念がくすぶる。

専門家は、特定の目標株価よりも、まず自分の口座で2銘柄が占める比率を確認すべきだと助言する。

ウィズウェーブのイ・グォンヒ代表はこのほど、ユーチューブチャンネル「ピョ・ヨンホtv」で、サムスン電子は30万〜32万ウォン(約3万4800〜3万7100円)、SKハイニックスは220万〜240万ウォン(約25万5200〜27万8400円)を保有比率の縮小局面として示した。2銘柄が口座全体の70〜80%を占めるなら、合計比率を30〜40%まで下げる案を検討する必要があると述べた。

口座の評価額が1億ウォン(約1160万円)で、2銘柄の評価額が8000万ウォン(約928万円)なら、4000万〜5000万ウォン(約464万〜580万円)分を売却して初めて合計比率は30〜40%まで下がる。売買コストと株価変動を除いた単純計算だ。

銘柄の偏りは、下落局面で口座全体の損失を膨らませる。2銘柄の合計比率が80%の状態で株価がそれぞれ10%下がれば、口座全体の収益率は8%低下する。合計比率が40%なら、同じ条件でも口座損失率は4%に縮小する。

保有銘柄を半導体の素材・部品・装置株や電力機器株に入れ替えるだけでは、十分に分散したとは言いにくい。こうした企業もAIデータセンター投資や半導体設備投資に業績が左右されるためだ。

イ・ソンニョル 韓経ドットコム記者 yisr0203@hankyung.com

#半導体
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