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米10年債利回り、一時5.34%に上昇後に落ち着く 半導体株高でNY株は小幅高
概要
- 米10年物国債利回りが取引時間中に5.342%まで上昇した後、上げ幅を縮めたことで、ニューヨーク株式市場は小幅高で取引を終えた。
- マイクロンの好決算を受け、フィラデルフィア半導体株指数とマイクロン・エヌビディア・TSMC・SKハイニックスADRなど半導体株が堅調に推移した。
- 中国の石油製品輸出停止と米国の中東追加派兵の可能性を背景に、国際原油価格は北海ブレントが102.31ドル、WTIが92.87ドルまで急騰した。
期間別予測トレンドレポート



米10年債利回りが取引時間中に2002年以降で最高となる年5.342%まで上昇した後、上げ幅を縮めたことで、1日のニューヨーク株式市場は小幅高で取引を終えた。マイクロンの好決算を支えに、半導体株は相対的に強い値動きとなった。
10月1日のニューヨーク証券取引所(NYSE)で、ダウ工業株30種平均は前営業日比20.51ポイント(0.04%)高の5万926.56で終えた。S&P500種株価指数は14.91ポイント(0.19%)高の7666.45、ナスダック総合株価指数は10.53ポイント(0.04%)高の2万6871.60だった。
この日の相場を揺らした最大の材料は米国債利回りだった。世界の債券市場の指標となる米10年債利回りは取引時間中に年5.342%まで上昇し、2002年以降の最高水準を更新した。英国やフランスなど欧州主要国の国債利回りもそろって上昇し、取引時間中はリスク資産への売り圧力が強まった。
もっとも、午後に入ると債券に買いが入り、地合いは持ち直した。短期間での利回り上昇が行き過ぎていたとの見方が広がるなか、米財務省による国債の買い入れも債券市場の不安を和らげた。
米財務省はこの日、償還まで10〜20年の国債を対象に実施した買い入れで、463億9000万ドル(約7兆3000億円)の売却提案を受け、このうち60億ドル(約9440億円)を購入した。
米連邦準備理事会(Fed)の追加利上げ観測もやや後退した。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウオッチによると、FF金利先物市場が織り込む10月の政策金利据え置き確率は、前日の62.4%から74.0%に上昇した。
半導体株はマイクロンを中心に上昇した。フィラデルフィア半導体株指数は1.59%高となった。マイクロンは3.03%、サンディスクは2.75%、エヌビディアは1.09%、TSMCは0.66%それぞれ上昇した。SKハイニックスの米国預託証券(ADR)も5%超上げた。
マイクロンの第2四半期売上高と次四半期の売上高見通しがそろって市場予想を上回り、半導体関連銘柄全般に買いが広がった。
国際原油価格は供給不安への警戒から急騰した。中国の石油製品輸出停止の報道に加え、米国が中東に追加派兵する可能性が相場を押し上げた。
この日、ICE先物取引所で北海ブレント12月物は前営業日比4.37%高の1バレル102.31ドル(約1万6100円)で取引を終えた。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)でWTI11月物は2.71%高の1バレル92.87ドル(約1万4600円)だった。
YM Lee
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