カカオグループ、ファイアブロックスと提携 ステーブルコイン基盤を構築
概要
- カカオペイとカカオバンク、ファイアブロックスは、韓国のデジタル資産インフラ構築に向けた業務提携を結んだと発表した。
- 3社はステーブルコインを軸に、韓国のデジタル資産インフラ需要と事業機会を共同で発掘し、デジタル資産流通ソリューションの概念実証を進めると説明した。
- カカオグループは今回の提携を通じ、制度化の可能性が議論されているウォン建てステーブルコインのインフラとサービスモデルを具体的に検討すると明らかにした.
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カカオペイとカカオバンクは9月22日、ファイアブロックス(Fireblocks)と韓国のデジタル資産インフラ構築に向けた業務提携(MOU)を結んだと発表した。
3社はステーブルコインを軸に、韓国のデジタル資産市場におけるインフラ需要と事業機会を共同で発掘する。韓国の規制やセキュリティー体制、サービス環境に適したデジタル資産流通ソリューションを検討し、技術適用の可能性を確かめる概念実証(PoC)も進める。
ファイアブロックスは、金融機関や暗号資産事業者向けに、決済、清算、カストディー、トークン化、取引、会計、規制順守に関するインフラを提供する企業だ。同社によると、世界100超の銀行を含む約2500機関がサービスを利用している。累計で保護したデジタル資産取引額は16兆ドル(約2517兆円)を超えた。
カカオグループは、カカオペイの決済・フィンテック分野の強みと、カカオバンクの金融の専門性、グループのブロックチェーン技術を組み合わせ、韓国型のデジタル資産エコシステムを整備する方針だ。今回の提携を通じ、制度化の可能性が議論されているウォン建てステーブルコインに関するインフラやサービスモデルを具体的に検討する。
ファイアブロックスの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のマイケル・シャウロフ氏は「銀行と決済プラットフォームがデジタル資産サービスを拡大するには、初期段階から機関レベルのセキュリティーと運営要件を満たすインフラを整えることが重要だ」と述べた。続けて「カカオペイとカカオバンクは、その基盤を築いている」と語った。
カカオバンク代表で、カカオグループのステーブルコイン共同タスクフォース(TF)トップを務めるユン・ホヨン氏は「3社の技術と力量をもとに、安全で利便性の高いデジタル資産サービスを研究する」と表明した。そのうえで「顧客の金融生活を広げる新たな可能性を探る」と付け加えた。
カカオペイ代表で共同TFトップのシン・ウォングン氏は「韓国のデジタル資産市場が成長するには、資産が円滑に流通できるインフラが必要だ」と指摘した。「ファイアブロックスとの協力は、関連エコシステムの土台を固める契機になる」と強調した。
Doohyun Hwang
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