ECB、トークン化資産決済システム「ポンテス」稼働 中央銀行マネーの利用可能に
Minseung Kang
概要
- 欧州中央銀行(ECB)はポンテスを稼働させ、金融機関が中央銀行マネーでトークン化資産取引を決済できるようになったと伝えた。
- ECBはユーロシステムのトークン化金融戦略の一環としてポンテスを立ち上げ、2028年までにサービスと参加機関を段階的に拡大する計画だと明らかにした。
- ECBはDLTベースの金融サービスを連携するアピア(Appia)プロジェクトも別途進めており、関連する青写真を2028年までにまとめる予定だと明らかにした。
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欧州中央銀行(ECB)は、金融機関がステーブルコインなど民間の決済資産を介さず、中央銀行マネーでトークン化資産の取引を決済できるシステム「ポンテス(Pontes)」を稼働させた。
9月21日に暗号資産専門メディアのコインテレグラフが伝えた。ECBはユーロシステムのトークン化金融戦略の一環としてポンテスを立ち上げた。当初は一部の中核機能から提供し、2028年までにサービス内容や稼働時間、参加機関を段階的に拡大する方針だ。
ポンテスは、金融機関同士のトークン化資産取引の決済・清算に中央銀行マネーを活用する仕組みとして設計した。ECBはこの仕組みにより、ステーブルコインなど民間発行資産に依存せず、ブロックチェーン基盤の金融取引を処理できると説明した。
このシステムは、ユーロシステムが2024年に実施した分散型台帳技術(DLT)ベースの取引を中央銀行マネーで決済する実験をもとに構築した。当時の参加機関は、トークン化金融の普及にはリスクの低い決済資産へのアクセスが重要だと評価していた。
ECBはこれとは別に、DLTベースの金融サービスを単一の環境で連携する「アピア(Appia)」プロジェクトも進めている。関連する青写真は2028年までに策定する予定だ。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.