数億ドル規模のUSDC流出でも…サークル「Arcの取引は巻き戻さない」
Doohyun Hwang
概要
- ニキル・チャンドホックCPTOは、Arcで大規模なUSDCハッキングが起きても、取引記録の巻き戻しには慎重であるべきだと述べた。
- チャンドホックCPTOは、どのような理由でもブロックチェーンを巻き戻す考えはなく、利用者がトークンとスマートコントラクトのリスクを見極める必要があると説明した。
- サークルは、USDCを手数料の支払い手段に使うレイヤー1ブロックチェーンArcに、ブラックロック、DTCC、ビザ、マスターカード、スタンダードチャータードなどが初期バリデーターとして参加したと明らかにした。
期間別予測トレンドレポート



サークルのニキル・チャンドホック最高製品・技術責任者(CPTO)は、自社ブロックチェーン「Arc」で大規模なハッキングが起きても、取引記録の巻き戻しには慎重であるべきだとの考えを示した。ブロックチェーンの不変性を損なえば、金融インフラへの信頼回復が難しくなるためだ。
チャンドホックCPTOは9月16日、バンクレスとのインタビューで、北朝鮮のハッキング集団ラザルスによる攻撃で、融資プロトコルから数千万〜数億ドル(約157億〜1570億円)相当のUSDコイン(USDC)が奪われる事態を想定した質問に答えた。
チャンドホックCPTOは「具体的な事故の状況を前提に対応方針を決めるのは難しい」と語った。そのうえで「基本原則は、Arcが不変性を持つブロックチェーンだということだ」と強調した。「Arcは20超のバリデーターが支える公共の金融インフラだ」とも述べた。
利用者のミスで相当規模のUSDCが失われた場合に復旧できるかと問われた際も、「どのような理由でもブロックチェーンを巻き戻すことに関心はない」と答えた。「取引の方向を変えられる特別な権限は持っていない」としたうえで、Arcでも他のブロックチェーンと同様、利用者が取引するトークンやスマートコントラクトのリスクを見極める必要があると付け加えた。
Arcは、金融市場とリアルタイムの資金移動に向けてサークルが設計したレイヤー1ブロックチェーンで、手数料の支払い手段としてUSDCを使う。ブラックロック、米証券預託決済公社(DTCC)、ビザ、マスターカード、スタンダードチャータードなどが初期バリデーターとして参加した。
Doohyun Hwang
cow5361@bloomingbit.ioKEEP CALM AND HODL🍀