概要
- SECは、米国株の24時間取引に向けた証券システムの見直しを進めていると明らかにした。
- 取引時間の延長は、投資家の市場対応の迅速化に加え、グローバル投資家の参加拡大と流動性の向上に寄与するとの考えを示した。
- アトキンス委員長は、トークン化証券とブロックチェーンが24時間取引の効率を高め、無担保空売りのリスク低下にもつながると強調した。
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米証券取引委員会(SEC)が、米国株を24時間取引できるようにする証券システムの見直しを進める。
9月18日にオデイリーなどが報じた。アトキンスSEC委員長は同日のSEC円卓会議で「米国株式市場の24時間取引に向けた準備作業を進めている」と明らかにした。取引時間の延長については、投資家の市場対応を速めるほか、海外投資家の市場参加と流動性の拡大につながるとの見方を示した。
アトキンス委員長は、米証券決済預託機関(DTCC)が清算・決済の支援に向け、すでに週5日・1日23時間(23x5)の取引システムを稼働させていると説明した。
米金融業界もこのところ、夜間取引に適用する価格変動幅や取引所のリスク管理基準を整備した。米証券情報処理機関(SIP)も、夜間帯の価格情報を提供するための準備を進めている。
アトキンス委員長は、トークン化証券が24時間取引の効率向上に寄与し得ると強調した。ブロックチェーンを活用すれば、証券業界は資産や取引可能な数量をリアルタイムで把握し、管理できるという。
さらに、24時間取引によって、実際に確保していない株式を売却する無担保空売りのリスクも抑えられると付け加えた。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul