概要
- ウォール街の主要銀行は、ケビン・ウォーシュFRB議長の 追加引き締めの可能性 に関するシグナルに注目していると伝えた。
- ゴールドマン・サックスとBMOは、FRBが 追加措置 を決める前に複数回の 物価指標 を確認するとの見通しを示し、追加利上げの有無 は不透明だとした。
- バンク・オブ・アメリカとドイツ銀行、TDは、ウォーシュ議長の発言の強弱次第で 100bp超の追加引き締め と 今後の金利経路 が左右される可能性があると分析した。
期間別予測トレンドレポート



ウォール街の主要銀行は、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を前に、ケビン・ウォーシュ議長が追加引き締めの可能性についてどのようなシグナルを発するかに神経をとがらせている。
9月16日にウォルター・ブルームバーグが伝えた。バークレイズは、ウォーシュ議長が底堅い成長と完全雇用に近い労働市場、なお高止まりする物価を強調し、従来の引き締め的なメッセージを維持するとの見通しを示した。シティ(Citi)とUBS、野村は、今後の金利経路に関する具体的な指針は限定的になるとみている。
ゴールドマン・サックスは、FRBが追加措置を決める前に、複数回の物価指標を確認する可能性があると予想した。BMOも今回の利上げを、今後より大幅な引き締めを避けるためのリスク管理と位置づけた。そのうえで、追加利上げの有無については明確な立場を示さないとの見方を示した。
バンク・オブ・アメリカは、連続利上げを示唆すれば市場が100ベーシスポイント超の追加引き締めを織り込む可能性がある一方、緩和的なメッセージを出せば、FRBのインフレ率2%目標に対する信認が弱まる恐れがあると分析した。ドイツ銀行とTDも追加引き締めの可能性に注目しており、ウォーシュ議長の発言の強さが今後の金利経路を見極めるうえでの重要な変数になるとみている。
JH Kim
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