テオ、銀リース型のトークン化商品「thSLVR」投入 投資収益を多角化
JOON HYOUNG LEE
概要
- オンチェーン金融プラットフォームのテオ(Theo)が、銀のリース契約を基に収益を生むトークン化銀商品「thSLVR」を投入した。
- thSLVRは銀価格に連動する収益型トークンで、投資家が裏付け資産の銀を機関に貸し出して得るリース収益を受け取れるよう設計した。
- thSLVRは4000万ドル超のリース契約を確保した状態で、ベータ版として機関と事前承認を受けた投資家に限って提供する。今後は利用対象を広げる計画だ。
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オンチェーン金融プラットフォームのテオ(Theo)が、銀のリース契約を基に収益を生むトークン化銀商品を投入した。
コインデスクが9月16日に伝えたところによると、テオは同日、銀価格に連動する収益型トークン「thSLVR」を発売した。投資家が銀価格の変動にさらされる一方、裏付け資産の銀を機関に貸し出して得るリース収益も受け取れるよう設計した。
精錬会社や造幣会社などの機関は通常、生産に必要な銀を直接購入する代わりに、一定期間借りて使う。銀を現物で購入すると、価格変動リスクを負うためだ。
借り手の機関はリース料を支払い、満期ごとに同量の銀を返還する。こうした収益はこれまで主に貴金属専門の金融機関やディーラーの取り分だったが、テオはトークン保有者に分配する構想だ。
thSLVRは4000万ドル超(約62億円)のリース契約を確保した状態で投入する。当初はベータ版として、機関と事前承認を受けた投資家に限って提供する。今後は利用対象を段階的に広げる計画だ。
テオのイゴール・イオフェ最高投資責任者(CIO)は「銀市場は6年連続で供給不足に陥っており、ロンドンで貸し出し可能な在庫も過去最低水準に近づいている」と指摘した。さらに「市場の逼迫が強まるほど、現物価格よりリース金利の重要性が増し、リース収益の価値も高まる」と語った。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul