概要
- トロン(TRX)創業者のジャスティン・サン氏が、最大100万ドルの賞金を支給する数学賞「ジャスティン・サン・プライズ」を創設すると明らかにした。
- ジャスティン・サン・プライズは、人間とAIを区別せず、数学上の難問の解決に貢献した証明者と形式化担当者に賞金を支給する。
- サン氏は、賞金原資をブロックチェーン上に預け入れ、証明内容と支給履歴を公開する方針を示した。自身は問題リストと賞金額のみ決めるとしている。
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トロン(TRX)創業者のジャスティン・サン氏が、賞金を最大100万ドル(約1億5500万円)とする数学賞「ジャスティン・サン・プライズ」を創設する。
サン氏は9月16日、Xに「受賞者の名声や年齢ではなく、問題解決そのものに報いる数学賞をつくる」と投稿し、同賞の設立を明らかにした。
サン氏は、自身の資産は数学を基盤に築かれたと強調した。ブロックチェーンは暗号学的・数学的な土台の上に成り立っており、これまで得た富を数学界に還元する考えだ。
ジャスティン・サン・プライズは、受賞者を「証明者」と「形式化担当者」に分けて選ぶ。証明者は数学上の難問の解法を示した人物、形式化担当者はその証明をコンピューターが検証できるコードに変換した人物を指す。
サン氏は、人間とAIを区別せずに授賞する方針も示した。数学界で証明が認められると、まず証明者の名前が登録され、難問の状態は「証明完了・形式化待ち」に変更される。その後、形式化された証明を機械が誤りなく検証すれば、賞金の支給手続きが始まる。
最上位の「ピナクル(Pinnacle)」問題の賞金は1件当たり100万ドルだ。サン氏は、自身は問題リストと賞金額の決定だけを担い、証明の検証や受賞者の選定、支給手続きには関与しないと説明した。
また、賞金原資はブロックチェーン上に預け入れ、証明と支給の内容も公開する方針だ。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul