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OPEC、2026年の石油需要増加見通しを再び下方修正 イラン戦争下でも消費増

YM Lee

概要

  • OPECは2026年の世界の石油需要の増加幅を日量38万バレルと示し、需要見通しを5カ月連続で引き下げた。
  • OPECはイラン戦争と原油高にもかかわらず、世界の石油消費は前年を下回らず、増加基調を維持するとの見方を示した。
  • OPECは2027年の世界の石油需要の増加見通しを上方修正し、短期的な減速の後に需要が再び回復し得るとした。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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石油輸出国機構(OPEC)は2026年の世界の石油需要の増加見通しを再び引き下げた。イラン戦争の長期化と原油高の負担を織り込んだが、世界の石油消費が前年を下回るとの見方は示さなかった。

9月11日、ロイター通信によると、OPECは9月10日に公表した月報で、2026年の世界の石油需要の増加幅を日量38万バレルとした。今年の需要見通し引き下げは5カ月連続となる。

下方修正は続いているものの、OPECは年間の石油消費がなお増加基調を保つとみている。イラン戦争を受けてエネルギー価格が急騰し、景気への負担も強まっているが、需要減少に転じるほどの衝撃ではないと判断している。

国際エネルギー機関(IEA)とは見通しが分かれる。IEAは2026年の世界の石油需要が前年比で減少すると予想する。一方、OPECは増加幅を引き下げ続けながらも、日量38万バレルのプラス成長を維持した。

両機関の差は、イラン戦争と原油高が消費に与える影響をどこまで大きくみるかにある。OPECの見通し通りなら、石油消費は伸びが鈍っても増加基調を維持する。IEAの予想が現実になれば、市場は需要減少局面に入る。

OPECは2027年の需要動向にはむしろ強気の姿勢を示した。今回の報告では、2027年の世界の石油需要の増加見通しを上方修正した。短期的には需要の伸びが弱まっても、その後は再び回復しうるとの見方を反映したとみられる。

市場では、OPECが2026年の見通しを今後さらに引き下げるかどうかに関心が集まりそうだ。イラン戦争が長期化し、原油高が消費の鈍化につながれば、OPECとIEAの見通しの開きは縮小する可能性がある。

#中東戦争
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YM Lee

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