ペイパル、ステーブルコイン発行基盤「PYUSDx」を正式始動
JOON HYOUNG LEE
概要
- ペイパルは、ステーブルコイン発行基盤「PYUSDx」を正式に始動し、企業向けのカスタムステーブルコイン発行を支援すると明らかにした。
- 企業はPYUSDを準備資産として活用し、名称やシンボル、報酬の分配方式、統制機能、準備資産の構成を設定した独自のステーブルコインを発行できる。
- ペイパルはPYUSDxを通じて、PYUSDを決済用トークンから、開発者が活用できるオンチェーン金融インフラへ拡張する構想だ.
期間別予測トレンドレポート



米決済大手ペイパルが、企業ごとに設計したステーブルコインを発行できる開発者向け基盤を立ち上げた。
コインデスクが9月8日に伝えたところによると、ペイパルは同日、ステーブルコイン発行基盤「PYUSDx」を正式に始動した。ペイパルが発行するドル連動型ステーブルコイン「ペイパルUSD(PYUSD)」を準備資産として活用し、企業が独自のステーブルコインを発行できるようにする仕組みだ。
PYUSDxでは、ステーブルコインの名称やシンボル、報酬の分配方式、統制機能、準備資産の構成などを企業側が設定できる。企業は準備金の発行・償還インフラを自前で整備しなくても、自社サービスに特化したステーブルコインを投入できる。
ペイパルは2月、PYUSDxを初めて公開していた。基盤の開発には、ステーブルコインのインフラ企業M0と、暗号資産決済会社ムーンペイ(MoonPay)が参加した。今後はUSDAIとフェアブロック(Fairblock)が同基盤を通じてステーブルコインを発行する計画だ。
PYUSDx基盤のトークンは、ムーンペイ・デジタルアセットが発行する。これらのトークンはペイパルUSDとは別個の資産にあたる。
ペイパルは既存インフラを土台に、PYUSDを決済用トークンから、開発者が活用できるオンチェーン金融インフラへ広げる構想を描いている。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul