概要
- 先週はビットコイン現物ETFに9億6890万ドル(約1500億円)、イーサリアム現物ETFに1億3030万ドル(約201億円)が純流入し、合計11億ドル(約1700億円)となった。
- 週間全体の純流入額の78.5%に当たる8億6320万ドル(約1330億円)が9月3日の1日に集中し、1日当たりの合算純流入額は1月14日以来の最大となった。
- ETFの資金流入の勢いは鈍化したが、ビットコインは2.77%、イーサリアムは2.60%上昇し、現物市場の買い需要も改善した。
期間別予測トレンドレポート



米国のビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)の現物上場投資信託(ETF)には先週、計11億ドルの資金が純流入した。全体の約8割が1日に集中した。
コインマーケットキャップが9月8日に公表したデータによると、8月31日から9月4日までの純流入額は、ビットコイン現物ETFが9億6890万ドル(約1500億円)、イーサリアム現物ETFが1億3030万ドル(約201億円)だった。合計の純流入額は11億ドル(約1700億円)で、前の週に比べ32.8%減った。
とりわけ9月3日には1日だけで8億6320万ドル(約1330億円)が流入し、週間全体の純流入額の78.5%を占めた。ビットコインとイーサリアムの現物ETFを合わせた1日当たりの純流入額としては、1月14日以来の大きさとなった。
資金流入はビットコインに大きく偏った。イーサリアム現物ETFの週間純流入額は前週比82.3%減少した。ETF全体の純流入額に占める比率も45.0%から11.9%に低下した。
ETFへの資金流入の勢いは鈍ったものの、価格は上昇した。コインマーケットキャップの始値ベースでみると、この期間にビットコインは2.77%、イーサリアムは2.60%それぞれ上昇した。いずれも下落していた前週とは対照的な値動きとなった。
ビットコインのデリバティブ市場では、レバレッジ拡大の動きは限定的だった。9月6日までの1週間のビットコイン未決済建玉(OI)は0.6%減の531億5000万ドル(約8兆2100億円)だった。資金調達率も0.54bpから0.50bpに低下した。
一方、現物市場では買い需要が改善した。9月4日までの3営業日のネットテイカーフローは2億9400万ドル(約454億円)となり、買い優勢を示した。前の週は買いと売りがほぼ均衡しており、それに比べると現物の買い圧力は強まった。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.