KB国民銀行、ビッサムと再契約 実名口座提携を1年延長
概要
- KB国民銀行がビッサムとの実名確認入出金口座提携を1年延長し、2027年9月末まで関係を維持することが分かった。
- KB国民銀行は、ビッサムとの提携後に要求払い預金残高やスターバンキングMAUが増加するなど、預金獲得戦略に前向きな効果があったとみている。
- カカオバンクとコインワン、Kバンクとアップビットの提携も延長・協議が進み、銀行と暗号資産交換業者の蜜月関係が続いている。
期間別予測トレンドレポート


FIUに提携契約の承認申請
アップビット・Kバンクも提携継続へ
KB国民銀行が暗号資産交換業者ビッサムとの実名確認入出金口座(実名口座)提携を1年延長する。ビッサム連動口座をてこに、預金獲得戦略を一段と強化する見通しだ。

9月7日、金融業界によると、KB国民銀行は最近、ビッサムとの提携契約を1年延長することで合意し、韓国の金融情報分析院(FIU)に承認を申請した。承認されれば、2027年9月末まで提携関係が続く。
2026年初めにはビッサムでビットコインの誤支給事故が発生したが、提携関係には大きな影響を及ぼさなかったようだ。事故後、両社が契約期間を従来の1年から6カ月に変更したため、次回は再契約しないとの観測も出ていた。
ただ、KB国民銀行はビッサムとの提携が預金拡大に寄与したと判断し、協力を続けることにしたもようだ。同行の2026年上半期末時点の要求払い預金残高は176兆8000億ウォン(約20兆5000億円)と、2024年末の151兆5000億ウォン(約17兆6000億円)から25兆3000億ウォン(約2兆9300億円)増えた。同行アプリ「スターバンキング」の月間アクティブユーザー数(MAU)も、この間に1303万人から1406万人に増えた。
KB国民銀行は、2025年初めから暗号資産投資家の資金が流入したことがプラスに働いたとみている。ビッサムは2025年3月24日、実名口座の提携先を農協銀行からKB国民銀行に切り替えた。口座の事前登録を2カ月前から進めたことで、同年1月から新規顧客が流入した。
KB国民銀行がビッサムとの契約を延長することで、銀行と暗号資産交換業者の蜜月関係は従来通り維持される公算が大きい。これに先立ち8月には、カカオバンクがコインワンとの提携を1年延長した。Kバンクも韓国最大の暗号資産交換業者アップビットとの再契約を協議している。両社は2020年から6年連続で提携関係を続けている。
キム・ジンソン記者 jskim1028@hankyung.com
Korea Economic Daily
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