【分析】ビットコインのデレバレッジ、2023年以降で最大規模
概要
- オンチェーンアナリストのダークポストは、ビットコインが2023年以降で最も強力な デレバレッジ 局面を通過したと分析した。
- バイナンスのビットコイン 未決済建玉(OI) は180日移動平均線を大きく下回ったものの、なお平均を上回っており、レバレッジ が完全に消えたわけではないと説明した。
- ダークポストは、トレーダーの再参入がビットコインの力強い 反発 を促している一方、過度な レバレッジ再蓄積 は新たな急激なデレバレッジを招く恐れがあり、継続的な観察が必要だと付け加えた。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)市場が、2023年以降で最も強いデレバレッジ(レバレッジ解消)局面を通過したとの分析が出た。
オンチェーンアナリストのダークポストは9月7日、クリプトクアントへの寄稿で「ビットコインは2023年以降で最も強力なデレバレッジ局面をたった今通過した」と指摘した。先物取引の出来高が長期間にわたって相場を主導してきた今回のサイクルでは、最近の調整は積み上がっていたレバレッジを清算する過程だったと分析した。
実際、世界最大のデジタル資産取引所バイナンスのビットコイン未決済建玉(OI)は足元で急減した。とりわけ未決済建玉が180日移動平均線を大きく下回る水準まで落ち込み、今回のデレバレッジの強度と速さを示したという。
ダークポストは、この過程はビットコイン市場に必要な調整だったと評価した。「調整の過程では、市場に過度に積み上がったポジションは強制清算されるか、投資家の損切りで整理される」と説明。そのうえで「ロングとショートを問わず、今回のサイクルでビットコインは過去最大規模の清算イベントを経験した」と強調した。
もっとも、レバレッジが完全に消えたわけではない。足元のバイナンスのビットコイン未決済建玉は約96億ドル(約1兆5000億円)と、180日平均の83億ドル(約1兆3000億円)をなお上回る。バイナンスがビットコイン未決済建玉全体に占める比率も約37%に達する。
ダークポストは「すでにトレーダーが市場に再参入する動きが表れており、ビットコインの力強い反発を促している」と述べた。一方で「市場が再び過度なレバレッジを積み上げれば、新たな急激なデレバレッジを引き起こしかねない」とし、「レバレッジ再蓄積の速度を継続的に見極める必要がある」と付け加えた。
Uk Jin
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