ウクライナ「戦争は再び越冬の公算」 米ロ協議後にキーウで後続協議
概要
- ウクライナは、戦争の長期化に備えて 防空網の強化、エネルギー支援、支援パッケージ を求めていると明らかにした。
- 米国の特使団は、モスクワで 進展 と 新たなアイデア を得た後、キーウで終戦交渉と 今後の支援策 を協議した。
- ゼレンスキー大統領は、戦後のウクライナの 経済再建 に向けた 「繁栄計画(prosperity plan)」 も協議したと説明し、領土問題 は首脳級で解決すべき事案だと述べた。
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ウクライナは、ロシアとの戦争が再び冬をまたぐ可能性を見据え、防空網の強化やエネルギー支援を含む同盟国の支援パッケージを求めている。
ブルームバーグが9月6日に報じたところによると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はキーウで、ドナルド・トランプ米大統領の交渉特使を務めるジャレッド・クシュナー氏とスティーブ・ウィトコフ氏と会談し、終戦交渉と今後の支援策を協議した。その後、英国、フランス、ドイツの国家安全保障担当の高官も会合に加わった。
ゼレンスキー大統領は、米国、ウクライナ、欧州が今後、場所と時期を改めて定めたうえで交渉を続ける方針だと明らかにした。そのうえで、戦争の長期化に備え、防空システムの強化やエネルギー支援、米国産の液化天然ガス(LNG)供給を含む支援パッケージが必要だと強調した。
ウィトコフ特使はこれに先立ち、モスクワでウラジーミル・プーチン大統領側と交渉した後、キーウ入りした。同氏は「モスクワで進展があり、新たなアイデアをキーウに持ち込んだ」と語った。ただ、具体的な終戦案の内容は公表されていない。ゼレンスキー大統領は、この日の協議で戦後のウクライナ経済の再建に向けた「繁栄計画(prosperity plan)」も議題になったと説明した。
焦点となる領土問題は、なお決着していない。ロシアは終戦条件として、ウクライナに東部ドネツク地域の残る領土を追加で明け渡すよう求めているが、ウクライナは拒否している。
ゼレンスキー大統領は領土問題について「首脳級で解決すべき事案だ」と述べた。ロシア軍が2014年以降も長期にわたって確保できていないドネツクの主要都市の防衛線まで引き渡すことはできないとの従来の立場を維持した格好だ。
今回のキーウでの会談は、米特使団が前日の9月5日にモスクワで3時間超にわたりロシア側と交渉した直後に開かれた。クレムリンはこの会談を「実質的で建設的であり、非常に率直だった」と評価した。
トランプ大統領はこれに先立ち、ホワイトハウスで、クシュナー氏とウィトコフ氏が「戦争を終わらせるための提案」を携えて移動していると明らかにしたが、具体的な内容は公表しなかった。
一方、ロシアは最近、ジェットエンジンを搭載した新型ドローンを投入し、キーウへの空襲を続けている。このためウクライナの防空負担は一段と重くなっている。双方は今週末、相手国の首都を狙った攻撃を一時的に停止することで合意した。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.