期間別予測トレンドレポート



世界の暗号資産時価総額は約2兆8200億ドル(約440兆円)まで膨らみ、7カ月あまりで最高水準となった。ビットコイン(BTC)が8万1000ドル(約1260万円)を上回るなか、ジーキャッシュ(ZEC)は1000ドル(約15万6000円)を突破し、過去最高値を更新した。
暗号資産専門メディアのザ・ブロックが9月4日に伝えたところによると、世界の暗号資産時価総額は約2兆8200億ドルを記録した。1月中旬の約3兆4000億ドルから、2月上旬には2兆3000億ドル程度まで急減した後、急速に持ち直した。
この日、ビットコインは5.4%高の8万1460ドル近辺で取引された。主要アルトコインもそろって上昇し、ジーキャッシュは1000ドルを超えて過去最高値を更新した。カルダノ(ADA)は13%、ドージコイン(DOGE)とXRPはそれぞれ約10%上昇した。
暗号資産関連の米株も堅調だった。ストラテジー(Strategy)とサークル(Circle)はそれぞれ約15%上昇し、コインベース(Coinbase)も約10%高となった。
ウィンセントのシニアディレクターを務めるポール・ハワード氏は「ビットコインが1億ドル(約156億円)規模のETF資金流入と店頭取引(OTC)に支えられて8万ドルを突破し、弱気心理が大きく後退した」と指摘した。
市場は9月16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果にも注目している。足元では0.25ポイントの利上げ確率を50.4%、据え置き確率を49.6%と織り込み、見方はほぼ二分している。
ビットコインと金がそろって上昇する足元の流れを巡っては、米財政への懸念を背景にした「ディベースメントトレード(ドル価値の下落に備える投資戦略)」が改めて注目を集めている。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.