米CFTC、CMEの無期限先物訴訟は原告適格欠くと主張 裁判所に棄却求める
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米商品先物取引委員会(CFTC)は、暗号資産の無期限先物の承認を巡ってCMEグループ(CME Group)が起こした訴訟について、CMEには原告適格がないとして棄却を求めた。
9月3日にコインテレグラフが報じた。CFTCは同日、米コロンビア特別区連邦地裁に訴訟の棄却申立書を提出した。マイク・セリグ委員長率いるCFTCは、CMEは今回の訴訟を起こす法的資格を欠いていると主張している。
発端は6月のCFTCの判断にある。CFTCは予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)によるビットコイン(BTC)の現物価格に連動する無期限先物契約を承認し、コインベース(Coinbase)に対しても同種商品の扱いを巡ってノーアクションの立場を示した。
これに対しCMEは、この決定がCFTCの5人の委員による正式な議決を経ず、セリグ委員長の主導で進められたと反発した。満期のない無期限先物をスワップに分類して認めたのは、商品取引法に反するとして提訴していた。
CFTCはこれに反論し、CMEは実際の財務上の損害や具体的な競争上の不利益を立証できていないと指摘した。申立書には「CFTCに登録された取引所であれば、どこでもデジタル資産の無期限先物を上場できる」との認識を示したうえで、「今回の決定でCMEが損害を受けたとは言い難い」との見解を盛り込んだ。
そのうえでCFTCは、CMEは本案判断を求める前提となる原告適格そのものを満たしていないと主張した。裁判所は無期限先物の承認手続きの適法性を判断する前に、まず訴訟自体を棄却すべきだという立場だ。
CFTCは、CMEが提訴した当初にも、この訴えを「根拠のない訴訟」と退けていた。セリグ委員長とCFTCは今回の棄却申請に関連して口頭審理も求めており、具体的な審理日程はまだ決まっていない。
YM Lee
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