Loading IndicatorLoading Indicator

PiCK

ウォラーFRB理事「8月の物価鈍化を確認できれば9月は金利据え置き」

YM Lee

期間別予測トレンドレポート

Loading IndicatorLoading Indicator

米連邦準備理事会(FRB)のクリストファー・ウォラー理事は9月3日、ロイター主催のイベントを前に公表した講演原稿で、8月の物価指標がインフレ圧力の一段の鈍化を示せば、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きに傾くとの考えを示した。

足元の物価動向については、市場の懸念ほど強くないとの見方を示した。関税引き上げの影響はすでに消費者物価に相当程度織り込まれており、中東戦争後にみられたエネルギー価格の上昇も、他の品目全般の価格を大きく押し上げてはいないと判断している。

基調的なインフレも鈍化しているとみている。ウォラー理事は、食品とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)価格指数の直近3カ月の上昇率が、2月の4.76%から7月には3.05%に低下したことを挙げ、「かなりの改善だ」と評価した。一方で、総合の物価上昇率がFRBの目標である2%をなお上回っている点は認めた。

今回の発言は、足元で強まっていた利上げ観測をけん制する材料として受け止められた。ケビン・ウォーシュFRB議長がジャクソンホール講演で追加引き締めの可能性を示唆して以降、市場では9月の利上げ観測が優勢になっていた。

実際、ウォラー理事の発言後には金利見通しも急速に修正された。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のFedWatchによると、9月の政策金利据え置き確率は37.6%から49.6%に上昇した。0.25%ポイントの利上げ確率は62.4%から50.4%に低下した。

もっとも、ウォラー理事は利上げの可能性を完全に否定したわけではない。8月の物価指標でインフレの再加速が確認されれば、追加引き締めを支持し得るとの立場も示した。

#金利
YM Lee

YM Lee

20min@bloomingbit.ioCrypto Chatterbox_ tlg@Bloomingbit_YMLEE

このニュース、どう思いますか?








PiCKニュース






ハッシュタグニュース