概要
- 米CFTCは、CMEグループが提起した暗号資産無期限先物関連訴訟の棄却を裁判所に求めた。
- CFTCは、カルシのビットコイン(BTC)無期限先物契約の承認を巡るCMEの競争上の損害主張について、法的根拠と実質を欠くと反論した。
- CFTCは、CMEも同じ無期限先物を上場できる状況にあり、無期限先物の上場見送りはCME自身の選択だとの立場を維持した。
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米商品先物取引委員会(CFTC)は、CMEグループが起こした訴訟の棄却を裁判所に求めた。CMEがCFTCによる暗号資産の無期限先物承認に反発して提訴した案件だ。
9月2日にザ・ブロックが報じたところによると、CFTCは同日、コロンビア特別区連邦地裁にCMEグループの訴訟の棄却申立書を提出した。申立書では、この訴訟を「取るに足らないことを巡る騒ぎ」と位置づけた。CMEが主張する競争上の損害についても、法的根拠と実質の両面で不十分だと反論した。
CMEはこれに先立つ6月、CFTCを相手取って提訴した。CFTCが5月、予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)によるビットコイン(BTC)の無期限先物契約を承認し、ほかの指定契約市場(DCM)にも類似商品の先物上場を認めたことに反発したためだ。CMEは、CFTCが規則を迂回して承認を強行したと主張している。
CFTCは棄却申立書で、CME自身もカルシと同じ無期限先物を上場できる状況にあると指摘した。あわせて、CMEが自社顧客は当該商品を望んでいないと公に表明していたとも付け加えた。
CFTCは、無期限先物の上場を見送ったのはCME自身だと主張した。仮に競争上の不利益があったとしても、それは全面的に自ら招いたものだと論じた。さらに、CFTCが無期限先物をスワップに再分類した場合でも、カルシなどの取引所は新たな分類の下で同じ契約を提供できるとした。
CFTCは裁判所に口頭審理を求めている。CMEが棄却申立てへの反論書を提出する期限は10月2日だ。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul