ビットコイン短期投資家のSOPRが11カ月ぶり反発 サイクル転換の兆し
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)の短期投資家(STH)のSOPR(Spent Output Profit Ratio)が足元で11カ月ぶりに反発に転じた。市場サイクルの転換を示す可能性があるとの指摘が出ている。
暗号資産の分析サイト、クリプトクアント(CryptoQuant)への9月3日付の寄稿で、クリプトダンは「過去11カ月にわたって抑え込まれていた短期投資家のSOPRが、ついに反発した」と述べ、「サイクルが転換するシグナルだ」と分析した。
SOPRは、投資家がビットコインを売却する際、平均して利益を確保しているのか、それとも損失を抱えているのかを示す指標だ。一般に、この数値が高いほど利益確定の売りが増えているとされる。
クリプトダンは、過去11カ月に市場が示してきたシグナルは一つだったと指摘した。売り手が損失を抱えるか、損益分岐点近辺でビットコインを売却していたということだ。
そのうえで、市場を離れようとする投資家の大半が退出した後、ビットコインは7月に過去最高値の半値水準にあたる5万8000ドル(約923万円)まで下落したと付け加えた。
さらに「いま市場を動かす主体が、ついに動き始めた」と強調した。1回の力強い値動きで、市場サイクルを弱気から強気へ転換しようとする動きが出ているとみる。価格が上昇するたびに利益確定の売りは出ているものの、市場はそれに耐えているという。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul