米ニュージャージー州、予測市場巡る管轄争いで連邦最高裁に上訴 カルシ標的
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米ニュージャージー州の司法当局が、予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)を巡る州と連邦の管轄権争いを米連邦最高裁に持ち込んだ。
暗号資産専門メディアのコインテレグラフが9月2日に報じたところによると、同州のジェニファー・デベンポート司法長官と、ゲーム規制部門のメアリー・ジョー・フラハティ暫定局長は、米連邦最高裁に事件移送命令の申立書を提出した。スポーツイベント契約を扱う予測市場プラットフォームについて、州当局と連邦機関のどちらが規制権限を持つのか判断を求める内容だ。
デベンポート司法長官は「カルシのような企業は、全50州で合法的なスポーツベッティングを提供していると主張しながら、どの州の賭博法にも従っていない」と指摘した。そのうえで、連邦最高裁にこの問題の決着を求めるとともに、連邦議会がスポーツベッティング業界を州法の適用対象からひそかに除外したわけではないことを確認するよう促した。
今回の申立ては、先行する連邦控訴裁判所の判断に真っ向から異議を唱えるものだ。第3巡回区控訴裁判所は4月2日、2対1の判断でニュージャージー州ゲーム当局の訴えを退けた。カルシが商品先物取引委員会(CFTC)に登録した取引所として、連邦商品取引法の適用を受けるとの主張には勝訴の可能性があると判断した。
ニュージャージー州は申立書で、CFTCが予測市場のスポーツベッティングを自らの管轄下にある「スワップ」に分類している点にも異議を唱えた。州側は「連邦法は州のスポーツ賭博法をいかなる場合も専占しない」と主張している。
カルシの広報担当ダニ・レバー氏はコインテレグラフに対し、「50の異なる規制当局の監督を受けることはできない」と述べた。下級審の判断に対する確信は変わらず、ニュージャージー州の今回の申立てで同社の立場が変わることはないと語った。
連邦最高裁がこの案件を実際に審理するかはなお不透明だ。専門家の間では、ネバダ州の控訴裁判所で係争中の別の予測市場訴訟を最高裁が先に選ぶ可能性も指摘されている。いずれの事件が採用されても、最高裁の判断は予測市場全体の規制権限の行方を左右する可能性がある。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.