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SK崔会長「キオクシアと共同生産も選択肢」 R&D・供給網共有に言及

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 崔泰源会長は、日本のキオクシア共同生産R&D供給網共有など多様な形で協力できると明らかにした。
  • SKハイニックスとキオクシアが連携すれば、NAND市場シェア36%に達し、サムスン電子を抜いて世界首位になるとした。
  • 崔会長は、協力が不成立に終わればキオクシア株式への投資を終え、持ち分を整理する考えを示した。

期間別予測トレンドレポート

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年内に投資方針を公表する可能性

協業不成立なら持ち分整理を示唆

写真:SKグループ
写真:SKグループ

SKグループの崔泰源会長(写真)は、日本のキオクシアとの共同生産も選択肢の一つだとして、日本国内での工場建設を検討していると明らかにした。生成AIの普及で世界的にメモリー半導体の供給不足が深まるなか、間接出資関係にあるキオクシアと連携し、日本を海外の中核生産拠点に位置づける戦略とみられる。

9月2日付の朝日新聞によると、崔会長は前日のインタビューで「キオクシアは多くの強みを持つ会社だ」と語った。そのうえで「共同生産だけでなく、研究開発(R&D)、供給網の共有など多様な形で協力できる」と述べた。

崔会長は、キオクシアが米サンディスク(SanDisk)との合弁で主力製品を生産していることにも触れた。「キオクシアの将来戦略にSKハイニックスが加わるなら、われわれはいつでもパートナーになる用意がある」と強調し、工場を共同で建設する案にも含みを持たせた。

崔会長が日本での投資を検討する背景には、AI需要によるメモリー不足がある。崔会長は「現在、データセンター向けメモリーが20〜30%不足している」と指摘した。韓国内での生産ライン増設だけでは、急増する需要に対応しきれないと判断したという。

日本については、素材・部品・装置の産業集積が厚く、製造基盤も強固だと評価した。すでに日本の複数の自治体から工場誘致の提案を受けていることも明かし、年内に具体的な投資案を示す可能性もにじませた。

両社の連携が実現すれば、世界のNAND市場の勢力図は大きく変わる。カウンターポイントリサーチによると、2026年4〜6月期のNAND市場シェアはサムスン電子が25%、SKハイニックスが22%、キオクシアが14%だった。SKハイニックスとキオクシアの合算シェアは36%となり、サムスン電子を抜いて世界首位に立つ。

市場では、SKハイニックスが保有するキオクシア株式が今回の交渉の最大の焦点になっている。SKハイニックスは約1290億円規模のキオクシア転換社債(CB)を保有する。これを普通株に転換すれば、キオクシア株の約15%を直接確保し、実質的な主要株主となる。

もっとも、各国の独占禁止法審査に加え、2028年まで議決権付き持ち分を15%以下に制限する取り決めや日本政府のけん制など、越えるべきハードルは少なくない。

崔会長は、協力が実現しなければ持ち分を整理する考えも示した。「これ以上協力関係を築けないのであれば、投資を終える」と述べた。

キム・チェヨン記者/東京=チェ・マンス特派員 why29@hankyung.com

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