米・イランの武力衝突が再び激化 米は追加空爆を警告、イラン「より破壊的に対応」
期間別予測トレンドレポート



米国とイランが数週間ぶりに大規模な攻撃を応酬し、いったん小康状態に入っていた両国の武力衝突が再び激化している。
9月2日、ロイター通信によると、米中央軍(CENTCOM)は9月1日、イラン革命防衛隊(IRGC)を標的とした一連の空爆を完了したと発表した。対象には防空施設やレーダーシステム、海上戦力と関連施設、機雷敷設能力、通信施設などが含まれた。
イランメディアも、ホルムズ海峡周辺を含む国内の複数地域が攻撃を受けたと報じた。ホルムズ海峡は世界の原油輸送の要衝で、イランは許可なく海峡を通過するタンカーを威嚇してきた。
イランも米国の攻撃に即座に反撃した。イラン側はヨルダンとイラクにある米軍施設を攻撃したと明らかにし、現地メディアはバーレーンも攻撃対象に含まれたと伝えた。IRGCはヨルダンへの攻撃で多数の米兵が死亡したと主張したが、米当局者2人はロイター通信に、初期評価では人的被害は確認されていないと述べた。
ヨルダン軍は、自国領空に入った弾道ミサイル13発のうち10発を迎撃し、残る3発は人里離れた地域に落下したと明らかにした。バーレーンも、イランが発射したドローンを迎撃、破壊したと発表した。IRGCはイラク北部アルビルの米軍基地にもミサイルとドローンで攻撃を加え、複数の米兵を殺害したと主張したが、米国側とイラク側の確認は出ていない。
今回の交戦は、7月以降で両国間の武力衝突として最も深刻なものとなった。米国とイランはこれまで直接攻撃を控えてきたが、交渉再開でも目立った進展はなかった。
ドナルド・トランプ米大統領は追加の軍事行動に踏み切る可能性を残した。トランプ氏は「現在、ホルムズ海峡をほぼ完全に統制しており、イラン経済は完全に崩壊している」としたうえで、「イランは避けられない結果に向かって進んでいるだけだ」と語った。さらに「イラン国民はいつ立ち上がって戦うのか」と付け加えた。
イランも報復の度合いを強める構えを示した。イラン統合軍司令部は「米国の悪行が続くなら、さらに強力で広範囲かつ破壊的な対応に直面する」と警告した。あわせて「米軍に協力する国も危険な結果を甘受しなければならない」と強調した。
民間人の被害も出た。イラン赤新月社によると、ホルムズ海峡に面した沿岸地域シリクで結婚式場が攻撃を受け、5人が死亡、50人が負傷した。メフル通信は、死者の中に4歳の子どもが含まれていると伝えた。イラン国営IRNA通信は負傷者が68人に上ると報じた。米国側はこの件について、なお公式見解を示していない。
イラン外務省は今回の攻撃を強く非難し、対抗措置を予告した。外務省は「このような野蛮な犯罪には断固として対応する」と表明したうえで、米国の軍事行動を黙認したり正当化したりする国や国際機関も、その結果を免れないと主張した。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.