概要
- ビットコイン長期保有者(LTH)の直近30日間の分配量は61.5%増え、今年に入って最も高い水準となった。
- 長期保有者のMVRVは最大1.64まで上昇し、8月31日時点でも1.60だった。平均取得価格を約60%上回る収益圏にあることを示す。
- アドラーは、長期保有者の高い収益性が維持されれば追加の利益確定が続く可能性があり、増えた売却量を新規需要がどこまで吸収できるかが焦点になると分析した。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)相場がショートスクイーズ後に反発するなか、長期保有者(LTH)の売却が大幅に増えている。こうした動きは追加の利益確定圧力につながる可能性がある。
オンチェーン分析を手がけるアクセル・アドラー・ジュニア(Axel Adler Jr.)は9月1日付のニュースレターで、ビットコイン長期保有者の直近30日間の分配量が8月18日の17万4500BTCから8月28日には28万1900BTCに増え、61.5%拡大したと明らかにした。今年に入って最も高い水準という。
アドラーは、価格急騰で長期保有者の収益性が高まり、利益確定しやすい環境が整ったと分析した。実際、長期保有者のMVRVは8月18日の1.31から8月27日には1.64まで上昇し、8月31日も1.60を記録した。
MVRVが1.60というのは、長期保有者が保有するビットコインの市場価値が平均取得価格を約60%上回っていることを意味する。
アドラーは、高い収益性が維持される限り、価格が安定していれば追加の利益確定が続く可能性があると指摘した。増加した売却量を新規需要がどこまで吸収できるかが焦点になるとも分析している。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.