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ウォール街・シリコンバレー・汝矣島の要人集結、「イーストポイント:ソウル 2026」第1弾ラインアップ公開
概要
- フランクリン・テンプルトン、a16z、テザー、サークルなど世界のデジタル資産大手機関の幹部が非公開でソウルに集まり、デジタル資産とステーブルコインを巡る重要課題を議論すると明らかにした。
- イーストポイント:ソウル 2026は、機関投資時代の幕開け、ステーブルコインの進化、資本市場のオンチェーン化、AIエージェント、ブロックチェーン導入などを主要テーマに掲げ、国内外の金融・フィンテック業界の経営陣が参加すると伝えた。
- ハッシュドのキム・ソジュン代表は、ステーブルコインと資産トークン化がすでに実市場の一部になったとしたうえで、どの事業と制度が長く機能するかが焦点だと指摘した。市場と制度を設計する要人が答えを探る場になるとも語った。
期間別予測トレンドレポート


9月28日、ウェスティン・ソウル・パルナスで非公開開催
暗号資産・ステーブルコインを巡る重要課題を議論
高位級の非公開会談も開く
運用資産2500兆ウォン(約287兆5000億円)の米フランクリン・テンプルトン
世界最大級VCのa16z
ステーブルコイン2強のテザー、サークルなど
世界のデジタル資産業界の要人が総集結
民兵徳・李俊錫の両議員ら政界関係者
KB・新韓・ハナ・ウリ・未来アセットなど主要金融機関
カカオペイ、トスなど主要フィンテック企業の経営陣も参加

運用資産が約2500兆ウォン(約287兆5000億円)にのぼる米資産運用大手フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)や、世界最大級のベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)、世界のステーブルコイン2強であるテザー(Tether)とサークル(Circle)など、グローバルなデジタル資産市場を動かす主要機関の幹部が非公開でソウルに集まる。韓国最大のデジタル資産プライベートカンファレンス「イーストポイント:ソウル 2026」での会合だ。
9月28日にソウル市江南区三成洞のウェスティン・ソウル・パルナスで開くイーストポイントは、グローバルVCのハッシュドと、韓国最大のデジタル資産メディアであるブルーミングビット(Bloomingbit)、韓国経済新聞が共同主催する。開催は今年で2回目。2025年は200超の機関から503人の意思決定者が集まった。今年も厳選した政策立案者やグローバル機関、Web3分野のリーダーが参加し、立ち上がり段階にある韓国のデジタル資産市場と、世界で進む機関投資家の導入の流れを集中的に議論する。
イーストポイントは9月1日、2026年開催分の第1弾登壇者と参加企業を公表した。第1弾ラインアップには、チェタン・カルカニス氏(フランクリン・テンプルトン上席副社長)とガイ・ウーレット氏(a16zクリプトのゼネラルパートナー)が名を連ねた。元ホワイトハウスのデジタル資産諮問委員会副局長のハリー・ジョン氏や、米商品先物取引委員会(CFTC)委員長代行を務めたキャロライン・ファム氏(現ムーンペイ・インスティテューショナル最高経営責任者)、米ユタ州の共和党上院院内総務カーク・カリモア氏も登壇する。
このほか、加藤亮氏(SBI上席副社長兼ハッシュハブCEO)や、アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)の認可・フィンテック部門上席専務を務めるワイ・ラム・コク氏も参加者に名を連ねた。
テザーやサークルなど、世界のステーブルコイン関連企業やデジタル資産企業も総出で参加する。デービッド・カッツ氏(サークルのアジア太平洋戦略・政策担当副社長)、フランチェスコ・ファブラッツィ氏(テザーのトークン化部門拡大責任者)、ユーヴァル・ルーズ氏(カントン・ネットワークCEO)、ジョセフ・ルービン氏(コンセンシス創業者兼イーサリアム共同創業者)、アーサー・ヘイズ氏(マエルストローム最高投資責任者)、ホン・キム氏(Bitwise最高技術責任者)らが登壇する。
米最大のデジタル資産交換業者コインベース(Coinbase)、XRP発行元のリップル(Ripple)、グローバルなカストディー企業のビットゴー(BitGo)からも幹部が参加する予定だ。
韓国政界からは、共に民主党の民兵徳議員、同党院内副代表の安道杰議員、改革新党の李俊錫議員らが登壇する。韓国の証券・フィンテック業界では、未来アセット証券、NH投資証券、メリッツ証券、ユジン投資証券、トスの幹部が出席する。
カード・資産運用業界からは、ビザ(Visa)、サムスンカード、現代カード、BCカード、未来アセット資産運用、KB資産運用、新韓資産運用、ハナ資産運用の経営陣が参加する計画だ。
「イーストポイント:ソウル 2026」のスポンサーには、テザー、サークル、ムーンペイ、プレスト、オンド・ファイナンス、リミットレス、ビットゴー、アンカレッジ・デジタル、プルーム・ネットワーク、オプティミズム、インジェクティブ、タロス、ADI財団などのグローバル機関が並んだ。韓国企業ではカカオペイ、スホアイオ、ディセント、カイアも名を連ねた。コミュニティーパートナーにはビットマンが参加する。公式リサーチパートナーはハッシュド・オープン・リサーチ、タイガーリサーチ、ポピュラスだ。
今年のイーストポイントは、(1)機関投資時代の幕開け (2)ステーブルコインの進化 (3)資本市場のオンチェーン化 (4)AIエージェントの時代 (5)日常生活でのブロックチェーン導入――の5つを大テーマに据える。AIエージェントや実物連動資産(RWA)、ステーブルコインなどを加え、2025年より議題の幅を広げたのが特徴だ。前年と同様、メインステージと非公開ラウンドテーブルを組み合わせた「デュアルトラック」方式で運営する。
2025年に開いた第1回イーストポイントでは、200超の機関から503人の意思決定者が参加した。50件超のビジネスミーティングと40回超の非公開ラウンドテーブルも実施した。共に民主党、国民の力、改革新党など与野党の国会議員に加え、ホワイトハウスやCFTCなど内外の政策関係者も参加し、デジタル資産規制と政策の方向性を巡って議論した。
ハッシュドのキム・ソジュン代表は「ステーブルコインと資産トークン化は、ここ数年の実験を経て、実際の市場の一部になった」と述べた。そのうえで「いま問われているのは可能性そのものではなく、どの事業と制度が長く機能し続けるかだ」と指摘した。さらに「イーストポイントは、市場をつくる人と制度を設計する人がソウルに集まり、その答えを共に探る場だ」と語った。
ブルーミングビットのキム・サンハ代表は「イーストポイントは、グローバル機関、政策、資本市場の最上位層が一堂に会し、デジタル資産市場の重要課題を巡って密度の高い対話を交わす場だ」と説明した。今回公表した第1弾登壇者と参加機関、主要テーマだけでも、今年どれほど踏み込んだ議論が交わされるかをうかがえるとした。続けて「今後発表する追加ラインアップや未公表の参加者も含め、イーストポイントでしか生み出せない価値を現場で感じてほしい」と呼びかけた。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul